2015 全日本F3選手権 第9戦
決勝上位ドライバーコメント
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■優勝:ニック・キャシディ
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No37/PETRONAS TOM’S F314/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「今日のスタートはそれほど悪くはなかったけれど、1コーナーでアウト側にポジションをとってしまったこともあって高星選手、福住選手にも抜かれてしまいました。しかし、すぐに福住選手を抜き返すことができましたし、レースを通してクルマがとても速く、最後の方ではタイヤも消耗してきていましたが、トップまで上がることができてよかったです。ファステストラップを山下選手に奪われましたが、それはあまり気にしていません。この週末、僕のクルマが速かったことは事実ですから。ここまで、戦ってきたサーキットすべてで優勝することができています。それは自信になっていますし、次戦の2回目の岡山でのレースもとても楽しみにしています」

■2位:高星 明誠
(B-Max Racing team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「今日はフロントロウからのスタートで、すごく集中していました。狙っていた通り1コーナーでトップに立てて、序盤の1~2周でギャップを広げることができたのですが、セットアップの変更がいい方向に向かっていなくて、なかなか逃げきれないだろうなと思っていました。なんとか15周までは抑えられましたが、ストレートエンドのブレーキングで抜かれてしまい悔しく思っています。このところずっと3位が続いていたので、今回トムスの間を割って2位に入れたのは良かったのですが、勝てたレースだったので悔しいです。ただこの富士でいいところも見つけたので、今後はしっかりトップと戦えるようになると思っているし、岡山では1位を獲れるように頑張ります」

■3位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No36/PETRONAS TOM’S F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「3番手からのスタートで、僕自身のスタートも悪くなかったのですが、うしろの福住選手の方がいいスタートを切っていたので前に出られてしまい
ました。序盤から何度かチャンスを狙っていたのですが、ストレートが速くて抜き返せず、そのうちにタイヤも何回かロックさせてフラットスポットを作ってしまったりもしました。最終的には抜き返せたのですが、その後はトップには追いつけませんでした。ファステストラップも獲れたし、勝てるスピードはあったのでトップ2台に離されてしまったのは残念です。ただ、今日は最後までいいペースで走れました。ポイント差は広がってしまいましたが、ここから挽回できるよう頑張ります」

■4位:福住仁嶺
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「昨日のレースが、自分の悪い部分が大きく出たレースになってしまったので、それを少しでも改善できるようにと思って今日のレースに臨みまし
た。スタートに集中していましたが、うまくいって順位を上げることができたので、そこからは目の前の状況にしっかりと対応できるように頑張って走ろうと思っていましたが、後ろにクルマが迫ってきて、焦ってしまったときにうまく対処ができませんでした。チームの方にもたくさんアドバイスをもらい、クルマの走らせ方なども意識して変えてみたりして良くなった部分もありましたが、まだ足りないところはあるので残りのレースでも1戦1戦成長していけるように頑張ります」

■10位(N-1位):小河 諒 F3-N
(TOM’S/Car.No38/KeePer TOM’S F306/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「1周目は、J項車両の後ろに着く形になったので、ダウンフォースが抜けてしまう中での戦いになり、最終コーナーで三浦愛選手にインを突かれ
てしまいました。ストレートで抜き返すことはできましたが、こういった混戦の中でのバトルをどう組み立てていくかを考え直さないと、今後厳しい戦いになってくるだろうと感じました。レース中は最終ラップまで予選のつもりでアタックし続けましたが、J項車両がタイムを上げていく中、僕は最後の方にペースを上げられなかったので、その問題点を探っていかないとと思います。岡山では前回いいレースができたので、なかなかそれ以上を目指すのは難しいかもしれませんが、現状に甘んじることなく、もっと総合で上位のマシンに食らいついて行けるよう頑張ります」

■11位(N-2位):三浦 愛 F3-N
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「今の自分のラップタイムでは、小河選手に離されてしまうのは分かっていました。1周目、J項車両が前で混戦していて小河選手も前に詰まって
いたので、せめてもの抵抗と思って最終コーナーでインに入っていったのですが、その後ストレートで抜き返されてしまいました。その後は、昨日よりもペースが良くなかったです。セット変更が違う方向に向かってしまったかもしれないですが、そういうクルマの状況の中では、自分自身は精一杯走れたと思います。前回の岡山ラウンドは良くないレースになってしまったので、今週末のことも含めチームといろいろ考え、今よりもレベルアップさせて次戦に臨みたいと思います」

■12位(N-3位):DRAGON F3-N
(B-Max Racing Team/Car.No30/B-Max Racing F308/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「前の2台に少しでも抵抗できるよう、予選でニュータイヤを1セット温存し、今回のレースに比重を置いた作戦を採りましたが、それでもやはり、予選から速さが足りずに後ろのポジションからスタートするという状態は変わらなかったので、とにかくいろいろやってみようと。セットを変えてみたり、今までやったことのないものをトライしてみたりしましたが、そんなに簡単に大きく状況が変わることはなく、結果的にはいつもと同じポジションになりました。ただ、タイヤの良さも助けてくれて、15周ぐらいまでは前のクルマも見えていたので、少しいい傾向になったかなと思います。次戦の岡山は、クルマの特性としてコースが合っているように思うので、予選で前に出るということを最大のテーマに頑張りたいと思います」

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