●2015全日本F3選手権 第14戦決勝 上位ドライバーコメント
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■優勝:福住 仁嶺
(HFDP RACING/Car.No7/HFDP RACING F312/HONDA MF204D)
「初優勝できて、とても嬉しいです。金曜日の走行からとても調子が良く、その流れのまま予選でもポールポジションを獲ることができました。決勝に向けては、がむしゃらに走ろうと思っていましたが、スタートも集中して決めることができ、その後も14 周を全開で走ることが出来ました。終盤にラップタイムを上げることができて、それも良かったと思います。スタートさえ決めれば勝つ自信はありましたが、スタートしてから3 周ぐらいで後ろのマシンとの差が広がってきたので、その辺りでさらに勝てる自信が深まりました。明日もスタートを決めて、同じような展開で連勝したいですね」
■2 位:ニック・キャシディ
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No37/PETRONAS TOM’S F314/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「優勝を目指してできるだけのことにトライしてきたので、勝てなかったのは悔しいですが、スタートと同じポジションでゴールできたのは良かったと思います。初優勝を達成した福住選手にはおめでとうと言いたいです。今日の結果で山下選手とのシリーズポイント差は広がりましたが、まだ5ポイント差しかありません。この差を縮めないために、明日も今日のようにプッシュしていくことが必要だと感じています」
■3 位:山下 健太
(PETRONAS TEAM TOM’S/Car.No36/PETRONAS TOM’S F312/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「スタートはまずまずの出来で、ニック選手の後ろにつけたので逆転のチャンスだと思ったのですが、結果的には抜くことができませんでした。その後も自分のペースが思ったほど良くなく、あまりいいレースにはなりませんでした。明日は今日よりひとつ前のポジションからスタートできますし、前に出さえすればポジションを守り切れると思うので、そこを目指して頑張ります」
■4 位:高星 明誠
(B-Max Racing team with NDDP/Car.No23/B-MAX NDDP F3/TOYOTA TOM’S TAZ31)
「山下選手と競っているときに、ふたりとも周回遅れに詰まったので、アクセルを戻すタイミングを(山下選手より)早くしようという意識があって、並ぶところまではいったのですが、抜くにはもう少し足りなかったです。チャンスはそれほど多くはないし、それをモノにできなかったのが、今回自分に足りなかったところだと思いました。あとは、予選結果の重要性を痛感したレースでした。明日はスタートで前に出たいですね。今日よりもいいスタートを決めたいと思います」
■11 位(N-1 位):小河 諒 F3-Nクラス
(TOM’S/Car.No38/KeePer TOM’S F306/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「スタートしたポジションでチェッカーを受けることができてよかったです。スタート自体はミスをしてしまったので、明日もう一度チャレンジします。中盤までは上位陣に近い位置でレースできたのですが、最後の方で離されてしまったので、明日は最後まで近い位置にいられるよう食らいついて、チャンスがあれば抜けるようなところでレースしたいと思います」
■12 位(N-2 位):三浦 愛 F3-Nクラス
(EXEDY RACING TEAM/Car.No3/EXEDY RACING F307/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「いいスタートを切れてトップに立てたのですが、4 コーナーでコースオフしてしまい、元の位置に戻ってしまいました。一生懸命プッシュはしていたのですが離されてしまい、ドライビングだけでもなく、クルマだけでもなく、全体として小河選手に対してまだまだなんだということを感じたレースになりました。明日は今日よりも周回数が長いので、少しでもギャップを縮められるように頑張ります」
■13 位(N-3 位):DRAGON F3-Nクラス
(B-Max Racing team/Car.No30/B-Max Racing F308/TOYOTA TOM’S 3S-GE)
「パフォーマンスが良くなくて、あまりいい走りを出せませんでした。明日は明日でまた切り替えて、プッシュしていきたいですね。スタートは良くて、もう少しで前に並べそうなところまで行けたので、明日のレースでも、スタートだけでも決めて、1 コーナーでひとつでも前のポジションで入っていけるように集中したいです」