F1第10戦ハンガリーGPを終えて、前半戦をリードしてきたセバスチャン・ベッテルとレッドブルがドライバー、コンストラクターの両選手権でのリードを広げてシーズンを折り返した。
ハンガリーGPでは、メルセデス移籍後初の勝利を挙げたルイス・ハミルトン以下、キミ・ライコネン、ベッテル、マーク・ウエーバー、フェルナンド・アロンソ、ロメイン・グロージャン、ジェンソン・バトン、フェリペ・マッサ、セルジオ・ペレス、パストール・マルドナドまでが入賞し、ポイントを獲得している。
2013年シーズンをトップで折り返したのは、前半戦を常にリードし続けたベッテルとレッドブル。ベッテルが2位以下に38P、レッドブルは69Pもの差をつけてサマーバケーションに入った。
ドライバーズランキングの2位はハンガリーGPで2位表彰台を獲得したライコネン。その僅か1P後方にアロンソがつけ、続くハミルトンまでが2番手集団を形成している。
コンストラクターズランキングの2位はメルセデス。前戦終了時までは3位フェラーリと僅差で続いていたが、今回ハミルトンが優勝したことでフェラーリとの差を14Pと広げた。ロータスは、ライコネンが2位表彰台を獲得したほか、グロージャンもペナルティを受けつつポイントを持ち帰って、フェラーリに迫っている。
ただ、昨年の前半戦終了時はアロンソが2位以下を40P差で引き離してトップに立っていたことからも、後半戦の流れはまだまだわからない。