2015年スーパーGT第5戦鈴鹿の予選で、GT300クラスのポールポジションを獲得した、シンティアム・アップル・ロータスの高橋一穂と加藤寛規、濱口弘が、今回の予選を振り返った。
●高橋一穂(シンティアム・アップル・ロータス):GT300予選ポールポジション
「昨日から、朝の練習走行でボクと濱口選手のタイムを見て、Q1の出走を決めようと話していました。Q1を加藤選手が走るというのもありますが、(公式練習で)タイムが良かった方がニュータイヤでも練習してみてQ1を走る作戦でした。朝の走行では、コンマ5秒くらい濱口選手の方が速くて、ニュータイヤで走っても2分フラットくらいだったので、これならQ1も突破できるだろうと、濱口選手がQ1を走ることに決まりました。結果、乗らなかったことが最大の勝因でしょうか……(笑)。これまでもQ1を突破していれば、ポールポジションが獲れたかもしれないというのはタイとかであったので、申し訳ないという気持ちもありました。明日は結果重視で行きたいと思っています。」
●加藤寛規(シンティアム・アップル・ロータス):GT300予選ポールポジション
「今回は3人ドライバーがいることで、午前中もそんなに走行できていなく、予選にむけての準備も難しかったです。そんな中でチームも上手くアジャストしてくれて、タイヤもヨコハマタイヤさんがいいものを提供してくれて感謝しています。今回の結果は僕がQ2にいけたというのもありますが、それを支えてくれていた濱口選手や高橋選手、そしてチームのみんなの頑張りがあるので本当に結果に繋がって良かったと思います。明日は天候の変化があるとは思いますが、自分達がミスのないようにできれば結果は付いてくると思うので、大事に行きたいと思います。」
●濱口弘(シンティアム・アップル・ロータス):GT300予選ポールポジション
「最近はGT300クラスもQ1が非常に僅差になってきていて、今のGT300クラスはプロ・アマのシリーズではなく、ふたりともプロドライバーという編成のチームがトップチームにはほとんどです。ボクと高橋選手はアマチュアでいわゆるジェントルマンドライバーです。自分達がプロドライバーの中で戦い、Q1を突破するというのは非常に大変ですね。高橋選手や加藤選手をはじめチームのみんながいいクルマに仕上げてくれたことでQ1を突破できて、Q2では加藤選手も結果を出すことができて嬉しいです。」
「明日はロータスで走った経験が少ないので、雨は降ってほしくないですね。ふたりに迷惑はかけないように頑張ります。」
