バルセロナテスト2日目に、ザウバーの小林可夢偉が走行、C30の新しいパーツの評価を行い、順調な1日を過ごした。
可夢偉は107周を走りこみ、1分24秒436のベストタイムで11人中7番手となった。
テクニカルディレクターのジェイムズ・キーはこの日を総括して次のようにコメントした。
「今日も昨日と同様のプログラムに取り組み、可夢偉はニューパーツの評価を行い、フィードバックを提供してくれた。ニューパーツの効果をチェックするためにさまざまなセッティングを試した。これにより今後の開発の方向性についてさらに学ぶことができた。午後にはタイヤの作業を行い、貴重なデータを収集した。今後はレースシミュレーションを行う。明日はセルジオ(・ペレス)、金曜は可夢偉が走行する」
可夢偉は、多くのことを学べ、有意義な1日だったと述べている。
「興味深く、有意義な1日だった。予定していたプログラムを完了することができた。多くの距離を走りこみ、たくさん学ぶものがあった。ニューマシンのセッティング作業は去年のマシンとは異なっているから、さらに経験を積むことができてよかった。午後にはコースコンディションが大きく変化したので、マシンを適応させ、正しいバランスを見つけるのに苦労した。でも特に心配するようなことではない」