2010年F1第19戦アブダビGPの日曜決勝で、BMWザウバーの小林可夢偉は14位を獲得、戦略がうまく機能せず入賞できなかったのが残念だと語った。ニック・ハイドフェルドは11位だった。
■BMWザウバーF1チーム
ニック・ハイドフェルド 決勝11位
まあまあのスタートをきめて、ロバート(・クビカ)を抜くことができた。でもミハエル(・シューマッハー)とビタントニオ(・リウッツィ)が事故を起こしていて、ふたりを避けなければならなかったので、ポジションを落としてしまった。その後は渋滞にはまった。レース前に、そうなった場合すぐにタイヤを換えてしまおうとチームと決めていた。それはすごくうまくいった。3つポジションを上げられたんだから予想以上だったね。その後はフェリペ(・マッサ)とのギャップを詰めることができたけれど、抜くチャンスはなかった。シーズン最終戦でポイントを上げられたらよかったと思うけど、うまくいかなかった。新ワールドチャンピオンのセバスチャン(・ベッテル)を祝福したい。
小林可夢偉 決勝14位
この結果にはがっかりしている。最終戦で絶対入賞したいと思っていたのにね。僕はやれることはやったけれど、オーバーテイクは不可能だった。マシンは問題なかったが、戦略面でついていなかった。序盤にアクシデントがあってセーフティカーが出動した時にピットストップしたマシンが何台かいて、そのために戦略がうまくいかなかった。スタートはうまくいってふたつポジションを上げた。でもその後は常にトラフィックに引っかかって自分の本当のペースで走ることができなかった。素晴らしい成功を収めたセバスチャン(・ベッテル)にお祝いを言いたい。