ヘレステストを終えたザウバーの小林可夢偉は、タイヤについて多くのことを学ぶことができ、有意義なテストだったと述べた。

 可夢偉は4日間のテストの後半2日に参加し、テスト3日目は5番手、最終日は2番手のタイムをマークした。ヘッドオブトラックエンジニアリングのジャンパオロ・ダラーラは、ヘレステストを次のように振り返っている。

「今日は駆動系のトラブルで走行を切り上げたが、それでもかなりの距離を走ることができた」
「午前中の最初には、ピレリのハードタイヤで8周程度の走行を繰り返し、さまざまなメカニカルセットアップを試した。朝11時過ぎにはスーパーソフトで1回走行し、その後再びハードタイヤでのセッティング作業に戻った」
「昼休み後にはミディアムおよびハードタイヤでロングランを行った。最長は18周だった」
「可夢偉は今日1回コースオフし、グラベルでスタックしたが、マシンにダメージはなかった。テストを早めに切り上げなければならなかったため、セッション終盤のウエットでは走行できなかった」

「全体的にヘレスではいいコースコンディションで走ることができ、タイヤ評価の作業をたくさん行い、システムおよびセッティングにも取り組むことができた。新しいシステムを試せたことは可夢偉にとってよかったし、新しいドライバー、セルジオ(・ペレス)とともにここヘレスで本格的な作業ができたことはチームにとってより重要であり、非常にポジティブな経験だった。走行距離をもっと伸ばせればよかったが、この後にもまだテストがある」

 可夢偉は2日間にわたって有意義なテストができたとコメントしている。
「僕にとってこの2日間はとても興味深いものでした。今日は走行時間をロスしましたが、それでもかなりの距離を走れましたし、新しいタイヤの性格についてさらにたくさんのことを学びました。まだ取り組むべき作業はありますが、僕にとってはポジティブなテストでした」

 次のバルセロナテストでは、18、19日は可夢偉、20、21日にはペレスが走行する予定になっている。

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