ザウバーの小林可夢偉は、今シーズンを振り返り、自分の課題はタイヤにもっと適応し、予選パフォーマンスを向上させることだと述べた。
「16番グリッドや最後尾からスタートしても、僕らはいい位置に浮上し、ポイントを獲得できる。それはいいことだと思う」と可夢偉。
「とてもいいシーズンだったと思う。序盤からいい方向性が定まっていたし、誰も僕らがここまでやれるとは思っていなかっただろう。でも僕はタイヤにもっとうまく適応しなければならない」
「タイヤのウォームアップにとても苦労している。(予選での)速さが僕らの課題だ」
ザウバーはコンストラクターズ選手権で7位に位置しており、8位のトロロッソとはわずか1ポイント差で最終戦を迎える。だが可夢偉は、チームはライバルのことを気にするよりも自分たちのパフォーマンスを最大限に発揮することに集中していくと述べた。
「トロロッソのことはあまり考えない。それよりもマシンの性能を最大限に引き出す方法を考える。それが僕の真の目標だ」
「僕らは大きなチームではない。マシン開発もあまり大きくは進まない。僕らにできるのは小さな進歩だけれど、他のチームはもっと大きく前進してきた」