1日、ザウバーは2011年型マシンC30・フェラーリのテスト作業を本格的に開始した。今年初のF1合同テストの初日、小林可夢偉が新車のステアリングを握った。

 ドライコンディションのバレンシアで、可夢偉は午前中は38周を走行し、ベストタイムは1分15秒831、午後には26周を走行し1分15秒621を記録、13人中6番手となった。この日はさまざまなシステムのチェックを行い、セッティング作業の時間があまりとれなかったという可夢偉だが、マシンには好印象を抱いていると述べた。

「マシンは問題ない」と可夢偉は新車の印象を語った。
「今の時点では判断を下すことはできないし、今日はいろいろなテストをした。でもマシンはOKだよ」
「たくさんのセンサーのプログラムに取り組まなければならず、すべてのプログラムを行うことはできなかった。マシンのテスト作業をして、基本的にはすべてが問題なく動くかどうかのチェックをしただけだ。セッティング作業をしなければならないが、時間がなかった」

 可夢偉は、新しいピレリタイヤに関し、デグラデーションは11月のアブダビテストの時より改善しているが、タイヤに安定性がないと述べた。
「アブダビの時と比べてタイヤが変わっていてとても驚いた。デグラデーションについては改善されているけれど、タイヤの一貫性が乏しいのでマシンの作業をするのがとても難しかった。でも皆が同じ状況だし、彼らはロングランにおけるタイヤを改善しようとしていた」

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