27日に決勝が行われたF1第14戦日本グランプリ。今日は決勝前の盛り上がりからレース後までのトピックスを、写真とともにお届けします。

●遂にこの日がやってきた!
 ついに日本GP決勝日です。これは遊園地側のゲートオープンから約30分過ぎた頃ですが、たくさんのファンが入場中。流れるBGMはもちろん、Truth! テンション↑↑です。

 ゲートをくぐって最初にお目見えするのが、このフォーミュラカー。原型はなんのマシンなんでしょう?

 グランドスタンドに向かう途中で見かけた売店の中で、一番気になったのがこちら。早速、列ができていて、おいしそ~!

 そしてこちらが、サーキットの入場口。ピエール北川さんの声が聞こえてきそうです。

 イベント広場では日曜日もたくさんのトークショーなどが行われていましたが、こちらは鈴木亜久里さんとゲルハルト・ベルガーのトークショー。「現役を引退して今、当時のライバルたちに会うと懐かしくて、家族に会ったような気持になる」とベルガーが話せば、亜久里さんも「現役時代は仲良くなんて考えられなくて、僕も中嶋(悟)さんとは最悪だった(笑)。中嶋さん、舞台裏で聞いていると思うけど、でも、現役のレーサーはそれでいいんだよね」と、ドライバーならではのトークで会場を盛り上げていました。

 この日、フェラーリF187のデモランを予定していた松田次生選手ですが、残念ながらFOMから物言いが入りましてNGに。でも、次生選手、ピットでマシンを見ていると、途端に元気になっていました。

 こちらが次生選手がドライブ予定だったF187。

 次生さん、また次の機会がありますよ、きっと!

●決勝前の準備いろいろ
 この3日間、まったく見ることのできなかったメルセデスのフロントウイング、ようやく直に見ることができました。やはり、とても複雑な形状をしています。空気を上に跳ね上げようとしている意図をとても感じます。

 トロロッソのガレージ前に集まったルノーのスタッフ。来季のトロロッソはホンダPUへの切り替えを検討しているとウワサされていたので、最後の記念撮影かと思いましたが、どうやら違ったようです。普通の朝礼かな?

 パドックに戻る途中、ニコ・ヒュルケンベルグと遭遇。背が高いので、すぐにわかります。ファンも見つけやすいかも。

 こちらが決勝前に行われたレジェンドF1デモラン。佐藤琢磨選手も1981年のロータス88Bをドライブ。

 ベルガーは1991年のマクラーレンMP4/6、中嶋さんは1990年のティレル019をドライブ。

 そして、次生選手がドライブする予定だった1987年のフェラーリF187はブランドルに。改めて次生選手、残念でした。。。次こそはレジェンドの仲間入りを!

 パドックで走行を終えたベルガーを見かけました。やっぱり、大きい! そして、とてもやさしそうな雰囲気!

 こちらはメディア向けのお弁当です。さすがF1、豪華な3種類の中から選ぶことができます。

 しかも、朝食時、間食時にドミニク・ドゥーセの店のパンを頂くことができます。

 こちらのクロワッサン、そしてチョコデニッシュは本当に毎日、美味しく頂きました。助かりました~~。

 コース上では、オフィシャルさんたちがピットストップのパフォーマンス。これはもう、今週末のアイデア賞モノの面白さでした。

●レース間近、緊張感高まる
 さあ、いよいよレースが近づいてきました。ピットロードに向かう途中で、マクラーレン・ホンダのタイヤウォーマーを発見。それぞれ、名前が入っています。

 ピットロードに入ったところで、ヒュルケンベルグが駆け足でマシンへ。

 マクラーレン・ホンダは各国のメディアの注目を浴びています。

 タイヤエンジニアの今井弘さんも決勝前で厳しい視線。。。

 後ろを振り返ると、お兄ちゃん感満載のビルヌーブ、そしてジェネがテレビ解説中。

 フェラーリは右と左でエアガンの色を変えているんですね。

 川井一仁さんも、決勝に向けて最後のチェック。

 熱田護カメラマンは、アロンソのMP4-30の前でしばらく仁王立ち。マシンと会話しているかのようでした。

 その後、BBCの中継が入りましたが、その後ろで熱田カメラマンは変わらず仁王立ち。まだ、マシンとの会話が終わっていないようです。

 ジョニー・ハーバート用なのかは不明ですが、カメラ脇にはきちんとカンペが用意されています。

 フェルナンド・アロンソがピットに登場。エンジニアと言葉を交わしてマシンに乗り込みます。

 やっぱアロンソ、カッコイイッス!

 熱田カメラマンは、アロンソに続いてジェンソン・バトンを撮影。

●何かカッコイイ。それもF1
 理由はよく分からないけどF1でカッコイイシーン。エンジニアの指示を待って、タイヤウォーマーに手をかけてスタンバイするメカニック。

 そして、エンジニアの指示で一斉にタイヤウォーマーを外す瞬間。なんで、こんなにカッコイイんでしょう。

 さらに、何かをカウントしてからメカニックが移動開始。これ、なんの合図だったのか分かりませんでしたが、緊張感アリ。

 マシンがコースインして空っぽになったマクラーレンのピット内では、新井康久総責任者が厳しい表情。後ろにはホンダの八郷隆弘社長がおられます。

 グランドスタンドにはたくさんのファンが詰めかけました。

 八郷社長、新井総責任者、そしてロン・デニス代表の3人もコースイン。

 グリッドではもちろん、この3人に注目が集まりました。八郷社長、バトンと言葉を交わして、記念撮影する姿も見せました。

 こちらはロータスのチーフエンジニア、小松礼雄さん。たくさんのスタッフと言葉を交わしている姿が印象的でした。

 スタート直前のアロンソ。ウォールに腰をかけたこの姿勢のまま、しばらく物思いに耽っていました。

●ハミルトン限定キャップをプレゼント!
 こちらはレース後、表彰台の裏でなにやら3人が作業しています。

 手形を粘土に押しつけているのですが、一瞬、3人で「うどんをこねているのか?」とも見えた瞬間でした。

 優勝したルイス・ハミルトン、やっぱりこのフラットキャップが目立っていました。

 このキャップ、日曜日にようやく分かったのですが、日本GP限定キャップだったんですね。ハイビスカスの模様入りで、5800円(税込み)でメルセデスのブースで販売していました。

 読者プレゼント用に購入しましたので、是非、ご応募下さい。募集は、そのうちw

 こちら、メルセデスのブース前で限定フラットキャップをPRしていたお店のお姉さん。似合っています!

●レース後の余韻と寂しさ
 レース後のパドックでは、ロン・デニス代表にものすごい人だかり。

 今年の日本GPも、ついに終演です。

 チームスタッフの撤収作業の早いこと! 表彰台が終わってすぐなのに、すでに解体が始まっています。

 1コーナー寄りのメルセデス前のスタンドでは、ハミルトンのファンの方たちが遅くまで声援を送っていました。みなさま、ハミルトンの優勝、おめでとうございました!

 レース後に見る夕陽が、とてもキレイでしたね。

 パルクフェルメに保管された、レースを戦い終わったマシンたち。

 プレスルームに戻る際、フォースインディアのホスピでまた、ヒュルケンベルグを見かけました。なんだか、特定の人だけに巡り会う機会ってありますよね。思い返せば今週末、レッドブルのふたりはまったく見かけませんでしたし。ヒュルケンベルグ、レースを終えて、フィジオと食事を採っていました。お疲れさまでした~~。

 マクラーレン・ホンダのピット裏では早速、荷造り。復帰初年度は残念な結果でしたが、来年こそは! そんなこんなで、2015年の日本GPが閉宴です。今年もいろいろありましたが、みなさま、楽しめましたでしょうか? また来年、この鈴鹿、そしてこのサイトでお会いしましょう!

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