NAKAJIMA RACING
2014 全日本選手権スーパーフォーミュラ
第2戦富士スピードウェイ
予選速報
5月17日(土)天気:晴れ
◇不本意な結果となってしまった開幕戦から1ヶ月が経過し、迎えることとなった第2戦。今大会は2レース制で実施され、それぞれ25周回と35周回のレースとなる。迫力満点のスタートシーンを1度に2回も見ることができる上、富士スピードウェイ特有の長いストレートで超高速スプリントバトルが展開されると予想され、一瞬たりとも気の抜けない2レースとなる。5月12日に発表された中日ドラゴンズとのチーム間提携後、初レースとなり、多くのレースファンにもドラゴンズファンにもいいところを見せたい。
朝から快晴で、過ごしやすい気候となった予選日。昨日行なわれた1時間のフリー走行から思うようにメニューを進められないNAKAJI MARACINGの2台だったが、予選でもそれが続いてしまう。Q1開始早々に2台ともにコースイン、早速ウォームアップを開始したが小暮はマシンの不調を訴えピットイン。メカニックの作業ミスでエキゾーストを破損してしまい、予選続行は不可能と判断。19番手で予選を終えることとなった。
一方の大祐は最終アタックで12番手タイムを記録し、今シーズン初のQ2進出を果たした。Q2では早い段階でアタックするべく攻めた走りを見せていたが、プリウスコーナーでスピンアウトを喫してしまい、残念ながらQ3に進出することはできず14番手で予選を終えた。
◇コメント
チームディレクター:立住正幸
「小暮車については、チームのつまらないミスで走行を続行できない状況にしてしまい申し訳ない気持ちです。2台とも明日はなにがなんでも追い上げのレースができるように気持ちを引き締めて、どんな状況にも備えたいと思います」
#31ドライバー中嶋大祐
「昨日火災に見舞われた影響もあり、朝のフリー走行では納得のいくタイムを記録できませんでした。予選Q1でも最初のアタックラップではセットアップに問題があり、とても乗りづらかったのですが、2回目のアタック直前に変更したセットアップが功を奏し、何とかQ2に進出することが出来ました。Q2では一か八かで思い切ってプッシュしましたが、プリウスコーナーで限界を超えてスピンをしてしまいました。Q2のスピンに関しては残念ですが、今週末の流れから考えると現状自分に出来る精一杯を出せたと思うので、後悔はありません。明日のレースも精一杯頑張ります」
#32ドライバー小暮卓史
「悔しさばかりが込み上げてきますが、決勝レースにこの気持ちをぶつけられるように、万全の体制で2レースともに挑めるよう、チームと協力して準備をします」
※明日の決勝レースは、10時05分よりRACE 1が25周回で、14時30分よりRACE 2が35周回で行なわれます。