6/28(土)袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて Tetsuya OTA 出光 ENJOY&SAFETY DRIVING LESSON with Volkswagenが開催された。
このスクールは、「正しい運転を、楽しく学ぶ」をテーマとし、「injured ZERO」という標語を掲げ、「当スクールに参加する受講生・関係者について一般道における死亡・負傷事故をゼロとすることを目標とする」とし、一般ドライバーへの安全運転の啓発を目的として定期的に開催されている。今回は参加者やその家族含め約90名が集まった。
今回のスクールは、フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社の協力により、ゴルフシリーズのフラッグシップモデル「ゴルフR」、日本限定100台生産の「ザ・ビートルレーサー」や「ゴルフ ヴァリアント」が教習車として用意され、サーキットタクシーや体験試乗会などのプログラムを通して、参加者はフォルクスワーゲン車の魅力を味わった。
クラスは初心者向けの「エンジョイ・ドライビングレッスン」と初級?中級者向けの「セィフティ・ドライビングレッスン」、フリー走行に加え、タイムアタック大会「スパタイGP」に参加できる「スポーツ走行会」の3クラスが設置された。
午前中は、太田哲也校長、ラリードライバーの三好秀昌講師、自動車ジャーナリストの斉藤慎輔講師による座学が行なわれ、基本的なクルマの動作や速く走る秘訣など、各講師ならではの、走る為のポイントが紹介された。ランチタイムにはトークショーが行なわれ、各講師に加え、ゲストとして「サーキットの狼」の著者、池沢早人師(さとし)氏も登場した。昨年、フォルクスワーゲンが輸入車で初めて日本カーオブザイヤーを受賞した理由や秘話なども話題に上げられた。
午後からは、サーキットでの走行を行い、その合間には、講師運転のゴルフR,ビートルレーサーの助手席に乗れる「サーキットタクシー」、参加者の同伴者・家族向けに、スタッフがドライブするシャラン、トゥーランに乗りサーキットを体験走行できる「サーキットサファリ」が行なわれ、家族でもサーキット体験を楽しむことができた。
走行の最後には、タイムアタック大会「スパタイGP」が行なわれ、時折雨が降る難しいコンディションの中、参加者同士が凌ぎを削るタイムバトルが行なわれた。
スクールの最後には修了式が行なわれ、スパタイGP表彰式では、ST2000、ST3000、ST5000クラスに加え、フォルクスワーゲン賞、スバル賞、アルファ・フィアット賞が設けられ、豪華景品が授与された。また、排気量別クラスの年間チャンピオンには、ブリヂストンよりPOTENZA RE-11Aが贈呈される。
スクールの主旨である「安全」と「マナー」を今回も全員が守り、クラッシュや怪我もなく、安全運転とドライビング技術について身をもって学ぶことができた、充実した一日となった。
次回以降は、8月31日(日)と9月23日(祝)に袖ヶ浦フォレスト・レースウェイにて開催される。
Tetsuya OTAスポーツドライビングスクール事務局
http://sportsdriving.jp/