ハンガリーGPで自らのミスによって勝利を落としたセバスチャン・ベッテルについて、レッドブル・レーシングのチームプリンシパル、クリスチャン・ホーナーが、ベッテルはポジティブに残りのレースを戦っていかなければならないと語った。

 ベッテルは圧倒的速さでポールポジションを獲得し、レースをリードしていたが、セーフティカー出動時に前のマシンとのギャップを10車身以上あけるというレギュレーション違反を犯してドライブスルーペナルティを受け、結果3位にとどまった。ベッテルはペナルティを受ける際も、レース直後にも大きな失望を表していた。

「彼の感情のある部分は彼をとても強くするだろう。彼はそれをマシンへと注ぎ込まなければならない」とホーナー。
「彼は感情をはっきり表に出す。確実だった勝利を失い、彼が失望しきっていたことは分かるはずだ。残念ながら彼の思うようにはいかなかった。今年の彼にはどうも暗雲がつきまとっている。とはいえ、今回のレースについては無線のせいにするのは早急だろう」

「残念だがセブはペナルティを受けた。考えればなぜ(ペナルティが出されたの)か分かるだろうし、これに反論するのはかなり難しいだろう。しかし肝心なのはシーズン最後にポイントをどれだけ獲ったかだ。今はマーク(・ウエーバー)がリードし、セブはルイス(・ハミルトン)のすぐ下にいる。目標はふたりをトップ2に押し上げ、コンストラクターズ(選手権)でのリードを拡大することだ」

「我々は、彼がポジティブに考えるよう仕向けなければならない。レース後の彼は明らかに苛立っていた。これも学習におけるひとつの段階だ。まだ7戦残っているし、彼は今回も一部のライバルたちより多くのポイントを獲得した。チームにとって素晴らしい結果だ。1位と3位を獲得することによって夏休み前に大量の得点を確保できた」

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