GTアソシエイションは2日、10月31日~11月1日に開催されるスーパーGT第7戦オートポリスにおけるドライビング・モラルハザード適用ドライバーを発表した。

 このGTAドライビング・モラルハザード防止制度は、スーパーGTを観戦するすべてのファンに質の高いレースを提供するため、またすべてのレースの規範となるスポーツマンシップを構築し、モータースポーツの安全性を高めるためにGTAがガイドラインを定めたもの。

 スーパーGT全戦と公式テストにおいて適用され、ガイドラインを逸脱したドライバーには、モラルハザード防止制度で定めたペナルティポイント、レース開催時の走行制限またはレースへの参加制限拒否等が課せられる。

 第7戦においては、カルソニック IMPUL GT-Rをドライブする安田裕信がペナルティポイント合計で6点以上ととなったため、公式練習に終日参加禁止となるほか、MOTUL AUTECH GT-Rをドライブするロニー・クインタレッリはペナルティポイン合計が4点以上となり、公式練習の最初の1時間が参加禁止となった。

 ドライバーズランキング首位の安田は第5戦終了時点での累積ポイントは0点だったが、前戦のSUGOで黄旗中の追越し2回でペナルティポイントが3点ずつ科せられ合計6点以上となってしまった。同様にクインタレッリも累積ポイントは0点だったが、第6戦SUGOの公式練習でENEOS SUSTINA RC Fの走路を妨害したことでペナルティポイント3点が科され、決勝ではカルソニック IMPUL GT-Rと接触スピンアウトさせたことで2点が加算された。

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