NAKAJIMA RACING
2012 全日本選手権フォーミュラ・ニッポン 第7戦 鈴鹿サーキット

予選速報

11月3日(土)天気:曇り

◇いよいよ最終戦を迎えたフォーミュラ・ニッポン。今大会はスプリントの2レース制で行われ、迫力あるスタートや手に汗握る攻防が2度楽しめ、タイトル争いも最後の最後までわからない特別ポイント制となる。好調の兆しが見えてきた中嶋レーシングだが、なかなか結果が残せず苦戦を強いられているので、来シーズンに繋げる速さとチームワークを見せたいところ。

 曇り空で始まった予選日。朝のフリー走行を大祐7番手、小暮はトップタイムで終え、順調に予選に向けた確認を行った。そして、13時30分から公式予選が開始。今回の予選もノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全18台が出走し、上位13台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

 尚、今大会は2レース制で、Q1の結果でRace1のグリッドが、Q3までの総合結果でRace2のグリッドが決められる。

 まず小暮は6番手、大祐12番手でQ1を突破。続いて行われたQ2は、小暮が4番手でQ3へ進出、大祐は12番手で残念ながらここで予選を終えることに。

 そして、Q3に進出した小暮は、僅差の5番手タイムという結果で明日の決勝を迎える。よってRace1は大祐12番グリッド、小暮6番グリッドから、Race2は大祐12番グリッド、小暮5番グリッドからのスタートとなる。

◇コメント
チームディレクター:藤井一三
「寒いコンディションのなか、今季1番のよいフィーリングで公式練習を終え、ノックダウンのQFへ臨んだのですが、残念ながら大祐はQ3へ進むことができませんでした。一方の小暮は、やっとマシンのセットアップがよい方に進み、満足とは言えませんがいい流れだと思います。明日は2回もレースがあります。大変ですが、笑って終われるように頑張ります」

#31 ドライバー中嶋大祐
「これまで鈴鹿ではマシンバランスに苦しんでいたのですが、今回はだいぶ良くなり気持ち良く走ることが出来ました。予選では思い切りプッシュすることが出来ましたが、細かい部分で少しずつまとめきることが出来ず両レースとも12番手グリッドとなってしまいました。12番手という結果は非常に残念ですが、本当に僅かの差の中での結果ですので気持ちを切り替えて明日は挽回出来るように頑張ります」

#32 ドライバー小暮卓史
「走り始めから車のバランスがよく、菅生に続いて好感触でした。微調整を繰り返しながら、ニュータイヤでトップタイムだったので、進んでいる方向性が間違っていなかったと確認できました。予選においては朝の状態から妥協しなければならない点と攻め点で悩み、双方のバランスをとるのが難しかったです。あとから振り返れば余裕があったので、タイム差から見ても非常に悔しかったですが、十分優勝を狙えるポジションですし、マシンのポテンシャルも期待が持てるので、自分は最終戦にふさわしい最高の走りをしたいと思います」

◇明日の決勝は10時20分より20周回でRace1が、14時30分より28周回でRace2が行なわれます。

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