TOCHIGI Le Beausse Motorsports
F3
http://www.lebeausset-motorsports.com

富士での高速バトルは厳しい試練に。
多くを学び、次戦への巻き返しを期する。

全日本F3選手権 第8&9戦 富士スピードウエイ(4.563km)

『とちぎル・ボーセモータースポーツ』は参戦活動のひとつである、全日本F3選手権Nクラスに挑むこととなった。小河諒にとって2大会目となる、全日本F3選手権第8戦&第9戦は、7月13~14日に富士スピードウェイ(静岡県)で開催された。
 デビュー戦の第6戦でいきなり2位入賞。評価を高めただけに、何度もレースの経験を持つ富士では、それをより高めたいところ。

予選 7月13日(土)
天候/晴れ コース状況/ドライ

 昨年まで戦っていたFCJでは、小河にとって何度も走ったことのある富士ではあるが、F3では初めてのサーキット。ライバルはシーズンオフにもテストを重ねており、その点ではハンデを背負っているのは事実。しかし、シーズン途中からの参戦はそういった苦労も覚悟の上。どれだけ金曜日の練習走行で差を詰められるか注目された。練習は順調に進められ、2セッションで60周を超える周回を重ね、タイムもセッション1の1分40秒753からセッション2には39秒954にまで短縮を果たす。

 まさしく真夏日だった金曜日に比べれば、土曜日は空には雲も浮かぶようになって、やや穏やかなコンディションに。しかも予選のスタートは8時10分と極めて早く気温28度、路面温度32度からの開始に。向上したとはいえ、それは変化も意味していることから、ウォームアップもかねてチェックを入念に行なった後、第8戦の予選アタックに挑んでいく。39秒台を2周記録すると、次の周には38秒620で壁を超え、そしてラストアタックで38秒594にまで短縮を果たして3番手に浮上する。

 続く第9戦の予選はアタック2周目に黄旗が、しかも振動で出されていたこともあり、アクセルを緩めざるを得ず。再びアタックを開始するもタイヤからのバイブレーションが発生。39秒392をマークした後、39秒135まで縮めたものの、そこで無情にもチェッカーが。不完全燃焼に予選を終えた結果、第9戦には4番手から挑むこととなってしまった。

決勝第8戦 7月13日(土)
天候/曇り コース状況/ドライ
 決勝レース第8戦のスタート進行は12時35分から。雲で日差しは遮られており、この時間帯としてはやや控えめな気温30度、路面温度39度という、まずまずのコンディションとなっていた。好スタートは切れたものの、不運だったのは2列前の車両がストールさせて出遅れていたこと。これを避けるため、失速したところを1台にとらえられ、ポジションを落としてしまう。それでも先行車両には遅れを取ることなく、ぴたりと食らいついて逆転のチャンスを伺う。絶えずコンマ差で、何度も牽制をかけたのだが……。相手のドライバーの豊富な経験に封じ込まれ4位で終える。

決勝第9戦 7月14日(日)
天候/晴れ コース状況/ドライ

 日曜日は1日ぶりに真夏日が戻ってきたという印象。しかも、スタート進行が11時5分からの開始と、最も条件の厳しいタイミングで決勝レース第9戦が行われることとなった。周回は第8戦より6周多い21周ということもあり、どうあれタフな戦いとなるのは必至だった。またもスタートを決め、2台の車両をまとめて中央突破し、順位を上げるがコカコーラコーナーで4番手へと順位を戻す。

 それでも2番手を争う集団にはしっかりついて、逆転の時を待つこととなった。そんな中、4周目の最終コーナーで2台がミスを冒して失速。千載一遇のチャンスが訪れる。ストレートではスリップストリームを使い、1コーナーで前に出る……はずだった。

 しかし、スリップストリーム使用による車速の伸びが災いし、ブレーキングで2番手の車両に追突してコースアウト。グラベルにはまってしまう。オフィシャルの手により復帰は果たせて、いったんピットに戻った後、走行を再開。ダメージも少なかったことから周回遅れにはなっていたものの、そのまま走り続けて6位でフィニッシュ。

 ところが、貴重な1ポイントを獲得できなかっただけでなく、なんと失格の判定。復帰時に安全義務違反があったためだ。次回のレースは3週間後、チームのホームコースであるツインリンクもてぎが舞台。しっかり気持ちを入れ替え、巻き返しをはかることが期待される。

チーム監督 坪松唯夫
富士での事前テストをせずレースウィークを迎えただけに厳しい戦いは予想出来たが、問題はそのなかで「何が出来たか」であろう。小河は、週末を通して沢山のことを吸収し成長してくれた。この成功と失敗を今後に繋げ、形にしていかねばならない。次戦茂木は大事な一戦になる。

Driver 小河諒
2戦ともスタートは良かったのですが、第8戦は前でストールしたクルマを避けなくてはならなかったり、第9戦では抜いたクルマにコカコーラコーナーで抜き返されたり。せっかくのスタートを生かせなかったのが反省点です。失格にもなってしまいましたが、レース中のペースは悪くなかったので、次に向けて活かせるようにしていきたいと思います。

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