27日、日本プロスポーツ大賞の受賞式典で功労賞を受賞した今季スーパーフォーミュラ王者の山本尚貴が、受賞の喜びと来季への意気込みを語った。

 今季の最終戦鈴鹿では、不利な状況の中で見事逆転チャンピオンを獲得した山本。2010年、フォーミュラ・ニッポンへのデビューイヤーに日本プロスポーツ大賞の新人賞を受賞している山本だが、当時は3年後に自分がチャンピオンとしてこの場で表彰されるとは思っていなかったのだという。

「3年ぶりにまたこの場に来て、今回功労賞を頂くことができて、率直にすごくうれしく思っています」と山本。
「正直、(新人賞を受賞した)3年前は、こうして3年後に自分がチャンピオンとして功労賞をもらえるとは思っていなかったので、不思議な感じがしています。今日は平川(亮)選手が新人賞を受賞していましたが、自分と重なったというか、3年前は平川選手と同じ立場だったなあと思って見ていました」

 11月の最終戦での戴冠後、JAF表彰式などにも出席している山本だが、同じくプロとして戦う他のスポーツ選手たちとともに表彰を受けたことで、改めてスーパーフォーミュラ王者という功績の大きさを感じたようだ。

「今年国内外で活躍した選手がたくさん出席していたので、その輪の中に自分が入っていると思うと、自分が成し遂げたものがいかに大きいものなのかを改めて感じました」

 来季に向けた動きがあるのはまだまだこれからとはいえ、先日“世界”についても言及した山本の去就には注目が集まるところ。来季に関する疑問をぶつけてみると、まだ何も決まってはいないものの、来季も全力を尽くして結果を残したいと山本は意気込みを見せた。

「そういった話題の中に入れてもらえているのはうれしいことなのですが、本当に現状では何も決まっていないので、具体的なことはまだ話せない段階です。ただ、来シーズン戦うと決まったフィールドで、またいつものようにベストを尽くすことに変わりはないですし、今回の賞に恥じないように、もっともっと精進して結果を残したいと思います」

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