スーパーGT第6戦SUGOの決勝レースで、GT500クラス優勝を果たしたRAYBRIG NSX CONCEPT-GTの山本尚貴/伊沢拓也が、決勝の戦いを振り返った。

●RAYBRIG NSX CONCEPT-GT:GT500クラス優勝
山本尚貴
「序盤はペースがあがらず、逆に46号車(S Road MOLA GT-R)のペースがよかったので、優勝するのはかなり難しいかなとレース前半は思っていました。伊沢選手にしっかりとつなぐことを第一に考えて走っていましたね。ただ。セーフティーカーが入ってからはいい意味でリセットすることができました。そこからは伊沢選手の頑張りの一言ですね。乗っている方も辛かったと思いますけど、見ている方もつらかったです。でも、優勝が出来て本当に嬉しいですし、この1勝が次のステップに繋がればいいなと思います」

「伊沢選手とは今年再びタッグを組ませてもらうことになって、勝てない時は自分が足を引っ張っているようにも感じていました。でも、ようやく結果を残すことが出来てチームやホンダ、そして応援してくれたファンの皆様、スポンサーなどすべての方に感謝したいと思います」

「正直、ランキング2位と聞いてビックリしています。ただ、ランキング上位のチームが下位に沈んでいたので、スーパーGTはどんな状況でも上位にい続けることが大事だなと感じました」

「たまたま土曜日のフリー走行の時に話していたのですが、今回優勝するとオートポリス戦はウエイトが49kgとなるんですよね。なので、僕らにとって次戦は厳しい戦いになると思います。でも、『今回優勝して、次のオートポリスでは雨が降るといけるんじゃないかな』とも話していたんです。ここまでは予想通りきているので、次戦のオートポリスは雨になるのではないかなと思います(笑)。でも、ドライになったとしてもいいパフォーマンスを発揮して、また勝ちたいですね」

●RAYBRIG NSX CONCEPT-GT:GT500クラス優勝
伊沢拓也
「SUGOは7月の公式テストの時からいい感触で来ていて、ある程度いける自信はありました。でも、昨日の予選は本山選手に負けてしまったので悔しい思いをしました。決勝は山本選手からいい形でバトンを受け取ったので、優勝を目指して走りました」

「後半はタイヤを交換したことで良くなったので、最初から最後までクルマ、タイヤ、エンジンと最高のパフォーマンスで走れたのが勝因かなと思います。また、高橋国光総監督の涙を見た時は『レースで勝たなければいけないな』と改めて思いました」

「今回は燃料リストリクター径を絞る形で(実際の)ウエイトを落とせたのでパフォーマンスが上がりました。でも次戦は49kgを積むことになり、タイヤ、そしてエンジンに対しても厳しいレースになると思います。改めて、気を引き締めて勝利を目指していきたいですね」

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