スーパーGT第8戦もてぎの公式予選でGT500クラスのポールポジションを獲得したKeePer TOM'S RC Fの平川亮とアンドレア・カルダレッリが、予選の戦いを振り返るとともに決勝レースを展望した。

●KeePer TOM'S RC F:GT500ポールポジション
平川亮
「Q2では練習走行やQ1とはコンディションが異なり雨量も多かったので、タイヤもいちばん柔らかいフルウエットのタイヤを装着しました。アウトラップから雨の量などを見ながらコースを回ったのですが、水量は結構多かったですね。計測2周目でアタックをしようと思い、計測1周目は温めたのですが、あまりタイヤが働いていないという感覚があったので、少し心配になりました。とは言え、どうにもできないので計測2周目にアタックをしたら、いいタイムが出ましたね。練習走行から3秒くらい遅いタイムだったので、あまりPPを獲ったという感触はなかったのですが、1周はうまくまとまりましたし、クルマも良かったですね。また、Q2に向けてアンドレアがいいタイヤ選択をしてくれたので、自分も集中して気負うことなくアタックすることができました」

「最終戦ということで、ふたりで優勝目指して精一杯がんばりますが、僕は後半スティント担当になると思うので、比較的走りやすいドライコンディションになるはずです。練習走行はウエットだったので、その点では“一発勝負”になるかとは思いますが、悔いのないレースをしたいと思います」

アンドレア・カルダレッリ
「PPを獲得したのは開幕戦以来だけど、最終戦でもPPを獲得できたのはうれしいね。僕たちのタイヤの戦略のなかで、できる限りの結果を得られたと思う。僕が担当したQ1では、最終セクターでコンマ3〜4秒くらいロスしてしまった。でも、クルマを考えると調子がよくてQ2でも速いと確信していたし、その通りになった。朝からクルマの調子も非常によかったし、とてもいい一日になったよ」

「明日は天気やコンディションにもよると思うけど、僕たちは幅広くタイヤを選択することができるから、合ったものをぴったりを選ぶことができれば、結果につながるはずだと思っているよ」

本日のレースクイーン

佐々木美乃里ささきみのり
2025年 / スーパーGT
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