KYGNUS SUNOCO Team LeMans
#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
2014年SUPER FORMULAシリーズ
第3戦(富士スピードウェイ)レースレポート

レース情報
予選(7月12日)
天気:曇り/コース状況:ドライ
気温:27度/湿度:70%(12時)
予選開始:14時45分

 7月12日土曜日、曇り空のもと、予想されたほどには暑くないコンディションで第3戦の公式予選が実施された。2レース制で開催された前戦から約2カ月の間隔を置いての富士連戦、今回は通常1レース制での開催となる。

 KYGNUS SUNOCO Team LeMansには、今大会前にひとつ残念なニュースがあった。6月のルマン24時間レースに参加したロイック・デュバルがそこで大クラッシュに遭遇。本人の体調には問題がないものの、FIA等の海外上部組織が今回の富士戦への出走を認めず、ドライバーズポイント首位の立場にありながら、無念の欠場となってしまったのだ。

 だが、昨年もデュバルの代役を務めたアンドレア・カルダレッリという心強い助っ人を確保し、万全の体制で富士に臨む。

#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
平川亮選手
予選結果:9位(Q2ベストタイム:1分24秒350)
 前戦の富士でQ3進出を果たしている平川だけに、今回もQ3進出、そして上位グリッド獲得が期待された。Q1を10位でクリアして臨んだQ2、平川はセッション終盤にQ3進出ラインの8位を巡る争いを他車と展開する。最終アタックは途中まで好ペースで、Q3進出は確実かと思われた。だが、まとめきれず残念ながら9位にとどまる。

#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
アンドレア・カルダレッリ選手
予選結果:ポールポジション(Q3ベストタイム:1分23秒667)
 予選前日の練習走行、そして予選当日午前のフリー走行と常にタイム上位に顔を出し、今年投入の新車SF14での実戦は初めてだというのに、カルダレッリは信頼厚いチームスタッフとともに着実にマシンセッティングを進めていった。Q1を4位、Q2は6位で通過。Q3に向けてのセット微調整もうまくいき、見事ポールポジションを獲得を果たす。

レース情報
決勝(7月13日)
天気:曇り~雨/コース状況:ドライ~ウエット
気温:23度/湿度:71%(13時)
決勝フォーメーション開始:14時00分
決勝レース周回数:55周

#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
平川亮選手
決勝レース結果:2位(所要時間:1時間26分37秒951、ベストラップ:1分25秒204)
 決勝日の富士スピードウェイは意外なほど涼しめのコンディションとなった。朝の天候は曇りながら、昼前からは時折、雨がパラつくようになり、決勝のスターティンググリッド上でも各陣営がスリックか、レインか、タイヤ選択に悩んだ。結果的には全車がスリックタイヤでスタートし、レース前半から中盤の路面はほぼ完全ドライといえる状況で推移する。

 平川はオープニングラップをポジションキープの9位で終えると、2周目、3周目にひとつずつ順位を上げて7位へ。その後、レースは順位変動の少ない展開となり、中盤のピットストップ攻防を終えても平川の7位は動かなかったが、終盤、激しく雨が降り、セーフティカーも出動するなどレース展開が大きく動く。平川は50周終了時にピットインしてレインタイヤを履く作戦に出る。

 全体5位、レインタイヤ組2番手のポジションで残り3周のレース再開を迎えた平川は、スリックタイヤのままの上位3台をすぐにパスし、さらには同じレイン装着の37号車にも先行、53周目を首位で終える。しかし54周目の1コーナーでオーバーラン、再び2位に。初優勝こそならずも、参戦2年目で初の表彰台獲得を果たした。

#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
アンドレア・カルダレッリ選手
決勝レース結果:リタイア(45周目にコースオフ、ベストラップ:1分24秒893)
 代打出走ながら予選でポールポジションを獲得する快挙を演じたカルダレッリは、決勝日朝のフリー走行でもトップと、好調キープのまま決勝レースに臨むことに。しかし、さすがにSF14での初実戦スタートとあって、首位で1周目を終えることは叶わなかった。それでもレース前半は着実に3位を走行。30周終了時にルーティンのピットストップに入り、タイヤ交換と給油を実施する。ここで同時にピットした36号車に逆転を許すが、後半戦も4位キープで走る。

 レースが残り10周ほどとなった45周目、雨が降ってきた。多くのマシンがラップタイムを10秒近く落とすことになったほどだが、カルダレッリはこの周回のアドバンコーナー(ヘアピン)からダンロップコーナーへと続く区間でスピン、リタイアを喫する。代打出走での見事な活躍ではあったが、残念ながら表彰台獲得、入賞はならなかった。

レース情報
平川亮選手のコメント
スタートは良かったんですけど、1コーナーで外の方を回らされてしまいました。でも2~3周目には問題なく前車をパスすることができましたし、マシンの状態に自分の走り方を合わせていくこともできたので、良かったと思います。後半、雨でああいう展開になって、2位初表彰台を獲得できたことは喜ぶべきなんですけど、勝てた可能性もあったので悔しさの方が大きいですね。次戦もてぎにはマシンをさらにレベルアップさせて臨みます。次の目標はもちろん優勝です。

アンドレア・カルダレッリ選手のコメント
スタートはそんなにわるくはなかったです。その後も前半戦は3位で表彰台圏内を走ることができていましたし、上位のライバルたちとも一緒に走れていましたから、決勝のペースも表彰台が獲得できるレベルにはあったと思います。ピットで36号車に先行され、終盤の雨でスピン、コースアウトを喫してしまい、表彰台に立てなかったことは残念です。でも、急な参戦なのに予選でポールポジションを獲得できたのは素晴らしいことで、そこは素直に嬉しく感じています。

土沼監督のコメント
アンドレアはレギュラードライバーたちを向こうにまわしてポールポジション獲得と、速さを見せてくれました。いい仕事ぶりでしたね。決勝では、ちょうど雨が降ってきた時に一番滑りやすいところにいたみたいで、残念でした。去年も我々のチームで走った経験がありますし、間違いなく速いドライバーです。機会があればまた乗ってほしいですね。平川は予選ではちょっと失敗しましたが、レース終盤に雨が降ってからは、勝つぞ、という決意で戦っていました。1コーナーで行き過ぎて2位でしたが、いいレースを見せてくれたと思います、ドライバーズポイントでも上の方に上がってきていますから、今回をきっかけに次は完全な実力勝負での表彰台獲得、さらには優勝を目指してほしいですね。次のもてぎ戦に向けては、チームとして今回のポールと決勝2位の勢いを持続し、ロイックと平川のコンビで戦います。目標であるドライバー、チームの両タイトル獲得に向けて頑張りますので、これからも応援よろしくお願いいたします。

シリーズランキング
平川亮:4位/13.5ポイント(今回8ポイント獲得)
ロイック・デュバル:3位/15.5ポイント(今回欠場)
アンドレア・カルダレッリ:12位/1ポイント(今回ポールポジションに与えられる1ポイントを獲得)
チーム(#7+#8):2位/29ポイント(今回8+0ポイント獲得)
※ポールポジションの得点はドライバーのみに付与される

観客動員数
開催期間中延べ入場者数約27,200人
7月12日土曜日(予選日、天気:曇り)約10,000人7月13日日曜日(決勝日、天気:曇り~雨)約17,200人

イベントへの参加報告
・ピットウォーク
開催日程
7月12日11:15~11:55
7月13日11:05~11:45

・キッズウォーク
開催日程
7月12日17:30~18:00
主催:日本レースプロモーション、富士スピードウェイ
参加者:平川亮、アンドレア・カルダレッリ

 ピットロード開放エリアにて握手&サイン会、撮影会、グッズ提供を行い、沢山のお客様をお迎えすることが出来ました。また、キッズウォークではお子様を対象に握手&サイン会、キッズ限定グッズなどの提供を行いました。

・グリッドウォーク
決勝レース前に開催

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