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投稿日: 2013.11.27 00:00
更新日: 2018.02.23 14:53

復活セオドール・レーシング、マカオGPで勝利


セオドールレーシング・バイ・プレマ
感動的な勝利で第60回マカオGPを制覇

セオドールレーシング・バイ・プレマのアレックス・リンのドライブで先代のセオドールレーシングから数えて7回目の勝利をマカオGPの歴史に刻む

OUR DRIVERS
#9 Lucas Auer
#10 Alex Lynn

 セオドールレーシングは1992年以来、このマカオGPに戻ってきました。創立者のテディ・イップが故アイルトン・セナを起用して勝利した1983年のレースより数えてちょうど30年と言う記念すべき年でもあります。

 英国人ドライバー、アレックス・リンがスタートからゴールまでレースをリードし続けたものの決して容易な勝利ではありませんでした。セーフティーカーのタイミングやイエローフラッグ等により何度もリードを縮められるスリリングな展開だったからです。スタート直後、何度もストレートエンドでその差を詰められましたが、山側セクションでリードを広げました。その様子をスポンサーであるSJM(リスボアホテルの親会社)ホールディングスのCEOであるドクター・アンブロス・ソゥがモニターを厳しく見つめる姿が印象的でした。

 リンの最大のライバルは2012年のマカオGPウイナーのレッドブルのサポートを受けるカーリンからエントリーしたアントニオ・フェリックス・ダ・コスタでした。ラスト4周で1秒弱まで詰められるものの、さらにじわじわとリードを広げたアレックス・リンは
1.173秒のリードを保ちフィニッシュしました。しかし一方でチームメイトのルーカス・アゥアは、マンダリン・ベントでクラッシュしレースを終え残念な結果となってしまいました。

 オーストリア人のルーカス・アゥアは最初に予選でクラッシュしてしまい最後尾からのスタートとなってしまいました。そしてスタート直後、他車の動きから連鎖反応的に事故が起きてしまいオープニングラップでバリアに激しくヒットしレースを終えてしまいまし
た。


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