30日から、スーパーGT500クラスに参加する7台、そしてGT300クラスに参加する1台がマレーシアのセパンサーキットでテストを開始している。初日はインパルの12号車GT-Rがトップタイムをマークした。
2012年末に行われたテストに続きスタートした今回のセパンテスト。今回GT500車両はニッサンGT-Rが3台、レクサスSC430が3台、そしてホンダHSV-010は1台が参加している。ニッサン勢では、昨年末のテストにも参加した230号車GT-Rがミシュランを装着して走行。ロニー・クインタレッリ、柳田真孝が乗り込んだほか、本山哲、関口雄飛がセパン入りしている。
また、この日のトップタイムをマークした12号車GT-Rには松田次生、ジョアオ-パオロ・デ・オリベイラが乗車。こちらはブリヂストンを装着し、KONDO RACINGの24号車はヨコハマタイヤを装着し安田裕信、ミハエル・クルムがドライブした。
一方、レクサスSC430勢は立川祐路/平手晃平組の38号車セルモ、脇阪寿一/石浦宏明組のサードがブリヂストンを装着して走行。39号車のBS装着は、昨年の岡山テストに次ぐものだ。また、レーシングプロジェクトバンドウの19号車は荒聖治/アンドレ・クートがドライブし、ヨコハマを装着して走行している。
1台のみの走行となったHSV-010は、NAKAJIMA RACINGの32号車がダンロップタイヤを装着し走行。昨年末のセパンテストに続き、道上龍と中嶋大祐が乗り込んでいる。
また、この日は1台、GT300用と思われるニッサンGT-RニスモGT3が走行した。ドライバーとしては星野一樹、千代勝正、昨年の全日本F3のNクラス王者、佐々木大樹が姿をみせている。
この日は終日晴天に恵まれたセパンサーキット。マレーシアらしい暑さの中、ミシュランタイヤを装着した地元チームのランボルギーニ・ガイヤルドのGT3車両も走行していた。