スーパーGT500クラスやスーパーフォーミュラで活躍する小暮卓史が14日、群馬県のぐんまこどもの国で『第6回 ぐんまこどもの国にフォーミュラカー&小暮卓史がやってくる!』を開催し、集まった多くの子どもたちと交流を深めた。
このイベントは、子どもたちのモータースポーツへの理解や交通安全に対する意識を、自身との交流の中で向上させていこうと、小暮が2008年から行っているもの。初の12月開催になった今回も、好天のもと多くの子どもたちが集まった。
会場には、スーパーフォーミュラの現行マシンSF13・ホンダが登場し、マシンに乗車しての記念撮影会や、昨年好評を博したエンジン始動も実施された。イベント中に2回行われたエンジン始動には、合わせて200名弱のファンが集結。間近に体感するレーシングカーの迫力に、ファンからは歓声が上がっていた。
「寒い中でしたが、天候に恵まれたということもあり、多くの方々にお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。昨年から新たな試みとして開始した交通安全クイズラリーや、エンジン始動など、実際に体感することでモータースポーツをより身近に感じてもらえたのではないかと思います。いろいろなイベントを通じて、子供たちの心に少しでも残るイベントとなっていれば、僕自身も本当に満足です」とイベントを振り返った小暮。
公園内を回りながら交通安全について学ぶクイズラリーには160名以上が参加したほか、『変身! コグくん』と題して、DVDの鑑賞やオリジナルお面の工作も初開催。恒例のとん汁会も行われ、今年もイベントは盛況のうちに幕を閉じた。再びファンの笑顔が見られるようにと、小暮は来季に向けて一層の意気込みを見せた。
「子どもたちの成長とともに、このイベントも成長し、今の僕にとってはなくてはならないものとなっています。またみんなの喜ぶ顔が見られるように、来シーズンも日頃のレース活動から全力を尽くしていきたいと思います」
