16日、鈴鹿サーキットで正式に発表されたばかりの2014年規定のスーパーGT500クラス車両が、15時30分からテスト走行を開始。周回を重ねた。
ついにその姿が公開された2014年からのスーパーGT500クラス車両。DTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統合、新たに開発された“NRE”と呼ばれる2リッター直噴直4ターボエンジンを搭載する。
お昼を挟み、14時40分からはホンダのNSXコンセプト-GT、ニッサンGT-RニスモGT500、そしてレクサスの『LF-CCをベースとした新型レース車両』がホームストレートに並べられ、写真撮影が行われた。しかし、撮影への移動の最中も各車にはカバーがかけられるなど、ものものしい雰囲気の中での撮影となった。
その後15時30分から、鈴鹿のフルコースを使って公開テストがスタートした。ただ、レクサスの『LF-CCをベースとした新型レース車両』は事前のテストでトラブルに見舞われたため、今回のテスト走行は行えず。なお、この車両は日曜日に3車が揃ってファンの前に登場する予定だったデモランにも参加しないことが決まっている。
1時間にわたって行われたテストでは、まずはニッサン、ホンダの順にコースイン。1周のチェック走行を行った後、長い間ピットに戻った。しかし、その後コースインしたニッサンGT-Rは、シェイクダウン間もないことを感じさせないような快調な走りを披露。柳田真孝とロニー・クインタレッリのドライブで連続周回を重ねた。
一方のホンダNSXコンセプト-GTも、小暮卓史と伊沢拓也のドライブで少しずつ周回数を伸ばしていくことに。2台はメディア、そして金曜日からサーキットを訪れたファンの前に、その姿を披露した。