3日、鈴鹿サーキットで、2014年から導入される新規定のスーパーGT500クラス車両のうち、ニッサンGT-RニスモGT500、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両の2車が走行した。

 8月16日に、ニッサン、ホンダ、レクサスの3メーカーが揃い鈴鹿サーキットで発表された2014年規定のGT500車両。DTMドイツツーリングカー選手権と車両規則を統一、新たに開発された2リッター直4直噴ターボエンジンを搭載する、まったく新しいレギュレーションのレーシングカーとなる。

 発表会直後の走行以来ひさびさに迎えた今回の鈴鹿テストには、ホンダNSXコンセプト-GTをのぞくニッサンGT-RニスモGT500、レクサスLF-CCをベースとしたレース車両の2車が登場。ピットエリアこそ立ち入ることはできなかったが、コースサイドから2車の走行シーンを撮影することができた。

 今回のテストの最大の注目は、発表会時には多くの部分がダミーで、事前走行のトラブルのため発表会で唯一走行することができなかったレクサスLF-CCをベースとしたレース車両だ。3日、鈴鹿サーキットにコースインしたレクサスLF-CCをベースとしたレース車両は、ヘッドライトやグリルなどがダミーではなくなり、テールランプも実際に点灯するように。ただ、ランプの形状は発表会時とは異なっていた。

 一方のニッサンGT-RニスモGT500は、外観上は発表会時の仕様から変化はなし。新たにミシュランのステッカーが数カ所に貼られた。なお、2台をドライブしたのは、ヘルメットから見るにレクサスLF-CCをベースとしたレース車両は立川祐路と石浦宏明、ニッサンGT-RニスモGT500は柳田真孝、ロニー・クインタレッリと思われる。

 午前、午後と2セッションが行われた3日のテストでは、午前中ニッサンGT-RニスモGT500がストップ。ただ、午前の終わり頃に再びコースインし、午後はかなりのハイペースで周回を重ねた。一方レクサスLF-CCをベースとしたレース車両は午前、午後とも快調に周回を重ねたが、午後の終わり頃にストップしている。

 なお、このテストは4日まで行われる予定だ。

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