スーパーGTの2012年シーズンは第8戦のツインリンクもてぎ戦で今季のスケジュールを終え、残すはJAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPを残すのみとなっているが、すでに来季を見据えてか、岡山国際サーキットでGT500クラスの3台のマシンがテストを行った。
11月8日〜9日という2日間、岡山国際サーキットでテストを行ったのは、GT500クラスの今季チャンピオンマシンであるS Road REITO MOLA GT-R、同じニッサン勢のMOTUL AUTECH GT-R、そしてレクサス陣営から1台、DENSO KOBELCO SC430が参加した。
来季のためのタイヤテストということもあり、マシンの外観からは3台ともに特に変更は見られず、タイヤ、ドライバーとも今季のラインナップからは大きな変更もなかったものの、3台が積極的に周回を重ね2日間のテストを終えることになった。
また、興味深い内容となったのは、1日の走行終了後走行時間を延長し、JAF Grand Prix FUJI SPRINT CUPのためにスタンディングスタートの練習が行われたことだ。同時にテストしたニッサンGT-R ニスモGT3を交え4台がグリッドに並びスタート練習を実施。2人のドライバーがそれぞれ1回ずつ練習を行った。