スーパーGT第7戦オートポリスの決勝レースでGT300クラス優勝を果たしたB-MAX NDDP GT-Rの星野一樹と高星明誠が、決勝の戦いを振り返った。

●B-MAX NDDP GT-R:GT300クラス優勝
星野一樹
「勝つことができてとにかくうれしい気持ちです。タイ戦の100倍くらいうれしいですね(笑)。シーズン中盤はかなり苦しいレースが続き、チャンピオンシップでもかなり離されてしまったことで、今回で(アンドレ・クートの戴冠が)決まってしまいました。そんな中でしたが、僕たちは今回、最後の意地を見せたいと思って来ていたんです。まだもう一戦ありますが、勝とうと言って乗り込み、それで勝つことができたのですごくうれしいです」

「スタートしてからは、自分のペースがいいことは分かっていたのですが、何台かはパスしたものの、GT500との遭遇もあって抜きあぐねていたんです。2番手争いに追いついた時に、僕たちのペースの方が速いことは分かっていたので、チームもそれで判断をして、早めに入ってアンダーカットすることができました。後半はミツ(※高星)の長いスティントになってしまいましたが、絶対にやってくれると思っていました。その後はトップを追いかけるだけというレースになり、タイヤも作戦も展開も、僕たちもきちんと仕事をすることができましたし、すべてが咬み合って優勝できました」

「シーズン残り2戦はとにかく優勝すると考えていましたし、僕らにできることはそれだけなので、まずはここで勝てて本当にうれしいですし、ホッとしています。後半スティントを頑張ってくれたミツにも本当に感謝しています。次は僕が頑張って、ミツの仕事を減らしてあげられればと、そのくらいしか考えていないですね。まずはここで勝ててよかった。もてぎも勝って、来年に向けていい形で締めくくりたいです」

高星明誠
「タイ戦で優勝してから、予選Q1も通れないような成績が続いていて、本当に悔しい思いをしましたし、ポイントでも離れてしまいました。ただ、可能性があるかぎり諦めないと、僕たちもチームも思ってここまでやって来ました。今回でチャンピオンは決まってしまいましたが、2勝目を挙げられたことを本当にうれしく思っています」

「僕が乗りこむときに『長いな』という思いはありましたが(笑)、チームの選択に間違いはなかったと考えながら乗っていました。雨も降ってきて、不安もありましたが、ヨコハマタイヤ、そしてチームの用意してくれたクルマが良く、この結果を出すことができました」

「これまで一樹さんに頼りっぱなしだったので、今回は恩返しができてよかったなと思います。次は今シーズンの最終戦になるので、いままでの集大成としてふたりで力を合わせ、優勝を目指して頑張りたいです」

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