バーレーンF1合同テスト2日目の20日、ケビン・マグヌッセンが引き続きマクラーレンMP4-29の走行を担当、今週のテスト前半での総合トップタイムをマークした。
午前中はIT系トラブルに見舞われて8周しか走行しなかったマグヌッセンだが、計46周の中でスーパーソフトタイヤで1分34秒910をマーク、前日ニコ・ヒュルケンベルグがマークした最速タイムを約2秒上回って、全体のトップとなった。
「マシンに乗るたびに夢みたいな気分になる。ここで走っていて最高の気分だし、本当に楽しんでいる」とマグヌッセン。
「残念ながら午前中にはあまり走れなかったけれど、最終的にそれなりの周回数を走行できてよかった。午後は順調で、問題に取り組むことができた」
「チームは僕のサポートに懸命に努めてくれた。優れたアドバイスをくれて、自信を感じさせてくれた」
「ラップタイムに関していろいろ言われているね。いいタイムを記録するのは嬉しいことだけど、今は単なるテストだ。タイムは重要じゃない」
「マシンについて学ぶべきことがまだたくさんある。来週4日間のテストが行われるけれど、やらなければならないことが山ほどある。オーストラリアまでの間に、全チームの状況ががらっと変わると思う」
テスト3日目の21日には、ジェンソン・バトンが登場、マグヌッセンが行ってきた作業を引き継ぎ、空力評価を行った後、ロングランにおいてセットアップに取り組む予定となっている。