OTG大阪トヨペットグループは、7月13日〜14日に富士スピードウェイで開幕戦が行われるGAZOO Racing 86/BRZ Raceに、2台のトヨタ86で参戦すると発表。1台はこれまで国内外で多くの栄冠を獲得してきた服部尚貴がドライブすると発表した。

 多くのプロドライバーが参戦する予定で、すでにたくさんのエントリーを集めている86/BRZ Race。今週末の富士を皮切りに全7ラウンドで争われる予定のこのレースに、また新たに“大物”が加わることになった。

 2台体制で参戦するうち、60号車は服部が、80号車はスーパー耐久等で豊富な実績をもつ小林敬一のドライブが決定。現在はスーパーGTをプロモートするGTアソシエイションで、“ドライビングス・スタンダード・オブザーバー”という役割を務め、円滑なレース運営に携わっている服部にとっては、ひさびさのレース参加となる。

「ひさびさに服部尚貴は、レーシングドライバーとして復帰致します! ここ数年、モータリゼーションの発展にに注力してきましたが、OTG MotorSportsの横山さんとお話する機会があり、OTGのクルマに対する考え方、取組みに共感し、プロからビギナーまで同じ土俵で戦う事ができる『GAZOO Racing 86/BRZRace』に参戦、OTGと共にクルマの魅力、操る楽しさを多くの人にお伝えしたいと強く感じました」と服部。

「また、これからレースを始めようと思われている方や、始めたばかりの方達のお役に立てればと考えています。先日、初めてOTGスタッフと合流して86Racingのシェイクダウンを行いましたが、メカニックの技術力の高さ、モチベーションの高さには驚かされました。彼らの頑張りに応えるには好成績を残すしかないと思っています。目標は初代シリーズチャンピオン! 頑張ります!」

 また、小林も「若手育成を行う上で、入門レースに近い『GAZOO Racing 86/BRZ Race』にドライバーとして参戦することで、もっと若手との接触を持ち、私のレース経験を伝えていく、草の根活動を積極的に実施したいです。チームメイトの服部選手とは、過去にもチームメイトだったこともありましたし、メカニックとはスーパー耐久での信頼関係もキッチリできており、再びドライバーとしてレースができることを非常によろこび、また楽しみにしています」と意気込みを語った。

「クルマが単なる道具としてとらえられている現在、グループ従業員が実際にモータースポーツに触れ、体感し、経験を積んで得たものをお客様へフィードバックすることで、より多くのお客様にクルマ本来の魅力や楽しさをお伝えし、クルマの持つ“夢”や“感動”をお客様とともに分かち合いたいと思います」とするOTGでは、監督、エンジニア、チームスタッフ等もOTG従業員で担当していくという。

 GAZOO Racing 86/BRZ Raceには、現時点で総勢82台がエントリー。織戸学や片岡龍也、坂本祐也等の“現役組”をはじめ、服部やスーパーGTに長年参戦した石橋義三、谷川達也等も参戦。近藤翼や元嶋佑弥、長渕剛さんの息子である長渕蓮など、若手も登場する予定だ。

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