スーパーGT第3戦富士で優勝を飾ったMOTUL AUTECH GT-R、ARTA Garaiyaのドライバーが優勝の喜びを語った。MOTUL AUTECH GT-Rの本山哲は「この結果がすごくうれしいし、安心しました。これでようやくチャンピオンシップの争いにも参加できることになりました」と語っている。

【GT500】MOTUL AUTECH GT-R
本山哲
「この結果がすごくうれしいし、安心しました。鈴鹿のレースを落としたことで厳しいシーズンになっていましたが、これでようやくチャンピオンシップの争いにも参加できることになりました。こうしてきちんと結果が残せたことによって、チームやドライバー、スタッフみんなが安心すると思うし、ここからチャンピオン獲得へ向けて頑張っていきたいと思います。レースについては、ライバル勢と比べて燃料の搭載量が多かったので、スタートから序盤にかけては少し厳しかったんですけど、それは取れる戦略の幅が広いということでもあったので、レース中盤には逆転できるなと思っていました。ブノワがペナルティポイントばかりどんどん貯めていったり(笑)、クルマもこのコースとの相性が悪かったりと苦しい状況もあったので、富士でのレースには不安もありましたが、『3度目の正直』という言葉どおり、ここで結果が残せなかったらチャンピオンシップが終了するという瀬戸際の状況で、このような結果を残せて、チームスタッフや応援してくれたファンの方々みんなに感謝しています」

ブノワ・トレルイエ
「今日はペナルティポイントではなく、“正しい”ポイントを獲ることができたことが良かったと思います。本当にいいレースができました。スタッフも頑張ってくれて、ピットワークもうまくいきました。クルマもすごくフィーリングが良く、常にプッシュして走りました。ただ、GT300のマシンなどを抜いていくのが難しいことはわかっていましたし、ペナルティを受けるわけにはいかなかったので、安全に確実に走ることを心がけました。それがこの結果につながったのかなと思います。これでチャンピオン争いに加わることもできたし、これからディフェンディングチャンピオンとしての戦いをしていけると思っています」

【GT300】ARTA Garaiya
新田守男
「僕のミスで何回か優勝を逃してきたこともあって、この富士でのレースでどうしても勝ちたいと思っていました。結果として、チーム全員がミスすることなく、100%の力を発揮して、完璧なレースができたと思うし、ミシュランタイヤの素晴らしいパフォーマンスもあって、いい走りができたんじゃないかなと思います。これで最多勝の記録が伸びたということですが、これは長く乗っているから記録が伸びてるのであって、皆さんのおかげだと思っています。この記録をまだ更新していきたいので、引退することは決してないということをここではっきり言っておきます(笑)」

高木真一
「パーフェクトなレースだったと思います。短い走行時間の中で新田さんがセットアップをうまく決めてくれて、ポールがうまく獲れて、決勝でもノーミスで走れたことはチームスタッフのみんなのおかげかなと思います。レースについては、今回スタートを担当させてもらって、一度は抜かれたんですが、ライバル勢がタイヤ無交換作戦を取る中、ミシュランタイヤが威力を発揮してくれて、優勝することができました」

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