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スーパーGTニュース

投稿日: 2013.07.29 00:00
更新日: 2018.02.16 17:38

柳田「予選結果から考えれば、価値ある3位」


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2013.07.28

波乱のレースを耐えたMOTUL AUTECH GT-Rが3位表彰台

SUPER GT第4戦 レースレポート
7月28日(日) スポーツランドSUGO(宮城県)

 SUPER GTシリーズは、第3戦セパンラウンドから6週間のインターバルを経た7月28日(日)、宮城県村田町のスポーツランドSUGOで決勝レースが行われ、#23 MOTUL AUTECH GT-R(柳田真孝/ロニー・クインタレッリ)が3位に入賞し、表彰台に上がりました。

 この週末の東北地方は大雨警報がたびたび出されるほど荒れた天候で、決勝レース中も波乱が予想されていました。しかし、前日までの霧は晴れ、この日朝行われたフリー走行から既にドライ路面となっていました。午後2時のスタート時には、気温も30度近くに達するほどの好天になります。公式予選でGT500のポールポジションを獲得した#1 REITO MOLA GT-R(本山哲/関口雄飛)は、関口がスタートドライバーを担当。後方から迫るライバルを抑えながら周回を重ね、ミスなく後半担当の本山につなぐ役割に専念しました。40周目にピットインして本山に交代した際、2位を走っていた#30 レクサスSC430が先に給油を終え、数秒差で逆転を許してしまいます。本山は再逆転のチャンスを伺いますが、さらに#1 GT-Rの前にピットアウトした#38レクサスSC430が間に入ってきました。本山は早い時間に挽回するため激しくプッシュ。2台は何度か接触ぎりぎりの攻防を繰り広げた後、47周目の第一コーナーで本山が仕掛けますが、#38 SC430を駆る立川祐路も譲らず、行き場を失った本山はコースアウトしてしまいます。この時の衝撃でタイヤにダメージを受け、本山はピットインして後退することになりました。