スーパーGT第8戦もてぎの決勝レースでGT300クラス優勝、今季シリーズチャンピオンを決めたエンドレスTAISAN 911の峰尾恭輔と横溝直輝が、優勝、そしてチャンピオン獲得の喜びを語った。
GT300優勝&チャンピオン:エンドレスTAISAN 911
峰尾恭輔
「もちろん楽なレースではなかったのですが、ギャップもあったので、ドライバー交代してからはとにかく集中して走りました。最後の方で周回遅れのマシンに引っかかってしまい、それで87号車が真後ろに来てしまいました。そのあとはポルシェの得意なトラクションの良さを活かして走ろうと思い、走り方を変えました。プレッシャーはそこそこありましたが、緊張はあまりなく、とりあえず初優勝を狙って走りました。僕は今までいろいろな方に支えられて、育てていただいたのですが、エンドレスの花里社長やタイサンの千葉社長がチャンスをくれて、本当にいい1年を過ごさせてもらい、このような結果を残せて、とてもうれしいです」
横溝直輝
「決勝レースが急にレインコンディションになってしまったということで、自分たちがどのくらいのポテンシャルを持っているかがわからない状況でスタートを迎えたので、いろいろと心配な部分もあったのですが、チームや横浜ゴムのケアもあって、スタートしてからは自信を持って走ることができました。序盤は影山選手も少し苦しそうなところもあったのですが、とても経験豊富なドライバーなので、これはワンチャンスしかないと思っていました。8周目にその場面が訪れて、うまく前に出ることができました。最終戦でポルシェ同士のガチンコのいいレースをすることができ、GT300のチャンピオンを獲れたことは皆さんに感謝していますし、自分としても初めてのチャンピオン獲得をとてもうれしく思っています」