2011 AUTOBACS SUPER GT Rd.7
SUPER GT in KYUSHU 250km, Final Race 2011.10.02

AUTOBACS RACING TEAM AGURI Race Report
8 ARTA HSV-010

新人に厳しかったオートポリス

 午前のフリー走行はいつものように決勝のセットを確認しながらの走行となった。感触は悪くなかったが、午後の気温変化だけが不安要素だった。

 スタートは武藤が担当した。武藤は4番グリッドという好位置から、スタートでポジションアップを狙っていた。しかし、逆に2台に抜かれ6番手で1周目を終えた。その後はポジションをキープしながらの走行となった。オートポリスはタイヤに厳しいサーキットなので、タイヤを労わりながら戦う事が強いられたが、接近戦でタイヤを消耗してしまい徐々に順位を落としてしまう。18周目には14位までポジションを落としてしまうが、19周目にピットインした時は12位までポジションを上げていた。小林に交代し、フレッシュタイヤを履いて13位でコースに復帰。小林は非常に良いペースで周回を重ねるが前後との間隔が開いてしまい単独走行が続いた。終盤は各車タイヤのグリップダウンに悩まされ、数台のマシンがピットインしてタイヤ交換を行ったが、小林は最後まで粘り12位でレースを終えた。

鈴木亜久里監督のコメント
「非常に厳しいレースだったね。ここはタイヤに厳しいサーキットで、どのマシンもグリップダウンに悩まされていたね。我々も厳しい戦いだったけど、決勝中のラップタイムは決して悪く無かったので、良いところをうまくつなぎ合わせる事が出来なかったね。残りはあと1レースだけど、最終戦は歯車が合うようになんとかしなくちゃいけないね。」

伊与木エンジニアのコメント
「残念な結果でした。今日のコンディションは非常に厳しかった。コンディションに対して対応出来なかったので、データを見直して最終戦の準備をしたいと思います。」

武藤英紀のコメント
「悔しいです。今季最高位からのスタートだったので、なんとか順位を上げようと思いましたが、逆に抜かれてしまいました。接戦でタイヤを酷使しすぎたためか、途中からペースが落ちてしまい何も出来ませんでした。非常に難しいレースを経験出来た事は収穫ですが、フラストレーションが貯まるレースだったので、最終戦は良いところを上手くつないでスカッとしたいです。」

小林崇志のコメント
「何が悪かったのかまだ分かりませんが、エンジニアさんとじっくり分析したいと思います。リアタイヤのグリップダウンでトラクションもかからず、かなりキツいレースでした。ここオートポリスはタイヤに厳しいコースですし、他のマシンもキツかったようなので、安定度を高める事が重要だと感じました。前回も今回も予選のポジションは良いのに、決勝が悪くては意味が無いので、最終戦はきちんとまとめられるようにしたいです。」

AUTOBACS RACING TEAM AGURI Race Report
43 ARTA Garaiya

作戦面で無理を強いられる

 昨日のスーパーラップ終了後に、車検に通らなかったマシンがあったため、ARTA Garaiyaは8番手(※)からのスタートとなった。

 スタートは今季初となる松浦孝亮。スタートはポジションキープのまま周回を重ねたが、5周目にダートにマシンを落としてしまい、他車と接触してしまう。ここで14位までポジションダウン。トラフィックの中でタイヤを酷使してしまい、徐々にグリップが無くなり予定より早くルーティンのピットインを行った。普段は高木から松浦というドライバー交代なのだが、逆のパターンの交代でミスもあり、ピットインで20秒も多くタイムロスをしてしまった。

 高木がコースに復帰した時は最下位までポジションを落としてしまった。高木はハイペースでラップを重ね、他車のピットインもあり、32周目までに13位までポジションを上げた。しかし、ハイペースと混戦でタイヤを酷使してしまい、徐々にグリップが落ちてきてしまう。最終的に12位まで順位を上げたが、ポイントを獲得する事は出来なかった。

(※)正式結果が出る前に予選のレポートを配信してしまったため、誤った結果をお知らせしてしまいました。訂正してお詫び申し上げます。

鈴木亜久里監督のコメント
「非常に厳しい戦いだったね。接触やピットインのミスもあって、全体的に安定感が無かった。もちろん良い要素も沢山あったんだけど、結果につながらなければそれも意味が無い。今シーズンは不満が残るレースばかりだったので、最終戦は満足出来るようなレースが出来るようにもう一度皆でミーティングして準備をしたいと思います。」

佐藤エンジニアのコメント
「色々な要素が重なり作戦面で無理をしなくてはならなかったのが敗因です。マシン自体は良い方向に向かっているので、全てを上手くつなぎ合わせて最終戦は結果を出したいです。最終戦は全車ウェイトが無くなるので、非常に厳しい戦いになりますが、やりがいがあります。なんとか結果を出したいと思います。」

高木真一のコメント
「アウトラップで速いタイヤを選択し狙いは良かったと思いますが、予想以上に気温が低下し、パフォーマンスを上げる事が出来ませんでした。フロントとリアで違うコンパウンドで走ったのですが、このバランスでも問題無く走れたので、今後につながるデータを取れたと思います。最終戦は有終の美を飾りたいです。」

松浦孝亮のコメント
「今回は初めてスタートを担当しました。序盤はストレートの速さが違うマシンとレースをしていましたが、このようなマシンをレースをするのは、リスクを負いながらの走行になるので、非常に難しかったです。結果、片輪を脱輪させてしまい他車と接触してしまいました。ドライバー交代もいつもと違うシチュエーションでミスもあり、20秒もロスしてしまいました。今回はそれぞれのパートでミスがあり、反省するべき点が多いですが、マシンのバランスは非常に良いので、最終戦はそれが生かせるように頑張ります。」

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