28日にツインリンクもてぎで開催されたスーパーGT第8戦もてぎで優勝を飾り、2012年のGT300クラスチャンピオンを決めたエンドレスTAISAN 911の峰尾恭輔と横溝直輝が、オートスポーツ編集部を訪問した。
第8戦もてぎでの決勝レースでは予選2番手からスタートし、横溝のドライブでポールポジションからスタートしたHANKOOK PORSCHEをオーバーテイク。トップに立つと、横溝から交代した峰尾が最後まで集中力を切らさずトップを守り、逆転で今季チャンピオンを決めた。
そんな横溝と峰尾はチャンピオン獲得の記者会見や祝勝会に出席したりと大忙しの決勝日を終え、30日にはオートスポーツ編集部を訪問してくれた。今年も11月19日に発売される『2012-2013 SUPER GT総集編』に掲載されるチャンピオンインタビューの取材のためだ。
横溝&峰尾のふたりは、この日できあがって編集部に搬入されたばかりのオートスポーツNo.1343号を手に取り、エンドレスTAISAN 911が大きく入った表紙を見てご満悦の表情。取材も盛り上がり、今季の苦労話や面白エピソードも満載となった。
そんなふたりだが、実は表彰式後にあるハプニングが発生したのだとか。「携帯電話を2台持ちしていたんですけど、1台がどうしても見つからないんですよ……」と峰尾。TEAM TAISANのトラックの中を「チャンピオン獲得したばかりなのに、這いつくばって探したんですけど無くって(苦笑)」という。
横溝も「ずっと探してましたけど、置いて先に祝勝会に行きました(笑)」という峰尾の携帯だが、結局見つからず、ショップに連絡して同じ番号で新しい機種にすることにしたというが、「お祝いのメールとかたくさん来ていたと思うんですが……見られるのは31日以降です(苦笑)」とのこと。
チャンピオン獲得の代わりに携帯紛失という痛い代償(?)を払った峰尾だが、横溝とともにまだ喜び醒めやらぬ様子だった。