今季のフォーミュラ・ニッポンに新生『Team KYGNUS SUNOCO』から参戦することとなった石浦宏明。フォーミュラ・ニッポンには2008年から参戦し、今季が4年目となる石浦だが、悲願の初勝利に向け、今季の意気込みを語った。
2011年のチーム体制では、新たに土屋武士が監督に就任することになったが、石浦にとってはかつてフォーミュラトヨタ時代の講師で、GTでもコンビを組んだ経験を持つ武士の加入は、今季の石浦にとって“強み”になるようだ。
「プライベートまでなんでも知っていますからね(笑)。それだけ長い時間一緒にいましたし、なんでも分かってくれている監督とやれるというのは、コミュニケーションも1対1でできるし、今までとは違う“精神的なバック”があるということになると思います。すごく不安なくサーキットに行ける感じがしていますね。それが結果に結びつくと思っています」と石浦。
「こうしてやりやすい環境を作ってもらえているので、去年よりも環境としては恵まれていると思います。今までたくさんチャンスはあったが、それをモノにできずにここまで来てしまった。そこを武士さんからいろいろアドバイスをもらいながら、結果に結びつけたいです」と4年目の初勝利に向け、気合がみなぎっている様子。
石浦の気合が入るのは、チーム体制だけではない。8月には妻の瑞紀さんとの間に赤ちゃんが生まれ、石浦はパパになるのだ。「お父さんとしても頑張らなきゃいけないと思ってます(笑)」とその話題を振られるとニコニコ顔の石浦。
横にいた武士からは「結果出さなきゃボウズになるらしいよ(笑)」とからかわれ「そんなこと言ってないじゃないですか! まぁそれくらいの気持ちってコトです(笑)」と師弟コンビのチームワークをさっそく披露してくれた(!?)石浦。新生『Team KYGNUS SUNOCO』と石浦の活躍に注目だ。
