7月29日に決勝日を迎えたスーパーGT第4戦SUGO。このラウンドでは、GREEN TEC & LEON SLSを駆る竹内浩典がJGTC全日本GT選手権/スーパーGT参戦100戦を達成。予選日のピットウォーク中、記念のセレモニーが行われた。
2001年のJGTCチャンピオンである竹内は、1995年にRE雨宮 SuperG RX7を駆りGT2クラス(現在のGT300)でGTデビュー。翌年にはGT500クラスに移り、一貫してトヨタ・スープラをドライブ。クレバーな走りをみせるドライバーとして多くの勝利を獲得。1999年からは立川祐路と組み、03年まで不動のコンビを結成した。
04年からはGT300クラスに活動の場を移した竹内は、自身のチームであるシフトを率い、セリカ等を走らせることに。その後はマッハ号のヴィーマックをドライブするなど活躍し、今季はGREEN TEC & LEON SLSを駆りひさびさにGT300に復帰することになった。
今回のスーパーGT第4戦SUGOでは、竹内に内緒でGTアソシエイションやスポーツランドSUGOが協力してお祝いを計画。「そろそろ100戦かと思っていたけど、ホントに気付かなかったよ」と驚いた竹内に花束を贈呈。竹内はGT参戦100戦のドライバーに与えられる『グレーテッドドライバー』の称号を得ることとなった。
また、長年コンビを組んだ立川をはじめ、多くのドライバーが竹内のもとに駆けつけ祝福。その後行われた予選スーパーラップでも竹内はその走りを存分にみせつけ、予選5番手を獲得。自らの100戦に華を添えた。
