トヨタモーターセールス&マーケティングは10日、1月30日に行われた活動体制発表会でTBNとなっていた今季のGT500クラスのラインナップのうち、LEXUS TEAM WedsSport BANDOHのドライバーを脇阪寿一と関口雄飛とすると発表した。
LEXUS TEAM WedsSport BANDOHは、すでに今季のスーパーGT500クラスにレクサスRC-Fで参戦することが30日の発表会で明らかにされていたが、その時点ではドライバーは決まっていたというものの、諸般の調整もありTBNとして発表されていた。
そんな中、ついに今季のドライバーが発表された。『WedsSport ADVAN RC F』と名付けられる19号車をドライブするのは、3度のGT500クラスチャンピオンで、スーパーGTを代表するドライバーのひとりである寿一、そして昨年はREITO MOLA GT-Rをドライブしていた関口のふたりだ。
寿一は昨年12月、自身のブログで在籍していたLEXUS TEAM SARDからの離脱を発表。その後も去就が注目されていたが、今季はLEXUS TEAM WedsSport BANDOHに加入することに。17年目のGT500クラスでの戦いに挑むことになる。
一方、その速さに高い定評をもつ関口は、昨年GT500クラスにデビュー。ニッサン陣営の一員だったが、1月のセパンテストではレクサスRC-Fをドライブ。ヨコハマタイヤの開発を担い好評価を得ていた。関口は2007年にGT300クラスでウェッズスポーツセリカをドライブしていた経験があり、それ以来のチーム復帰となる。
今季は寿一×関口、そしておなじみのヨコハマタイヤというパッケージが明らかにされたLEXUS TEAM WedsSport BANDOH。セパンテストではヨコハマのパフォーマンスがライバル勢から注目されており、これをふたりがどう乗りこなすかも楽しみなところ。今季のGT500クラスを盛り上げてくれる存在になるのは間違いなさそうだ。
LEXUS TEAM WedsSport BANDOH チーム体制
車両名:WedsSport ADVAN RC F
監督:坂東正敬
ドライバー:脇阪寿一/関口雄飛
カーナンバー:19
タイヤメーカ−:ヨコハマ