F1第8戦イギリスGPを終えて、メルセデスがフェラーリを抜いて2位に浮上した。ドライバーズランキングでは、2位のフェルナンド・アロンソが首位セバスチャン・ベッテルとの差を縮めている。

 イギリスGPの決勝レースでは、優勝したニコ・ロズベルグ以下、マーク・ウエーバー、アロンソ、ルイス・ハミルトン、キミ・ライコネン、フェリペ・マッサ、エイドリアン・スーティル、ダニエル・リカルド、ポール・ディ・レスタ、ニコ・ヒュルケンベルグまでが入賞し、ポイントを獲得した。

 ドライバーズランキングでは、首位ベッテルが痛恨のリタイアで無得点に終わる中、サバイバルレースを生き残ったアロンソが3位表彰台に登って15Pを獲得、依然その差は21Pと大きいが、前戦終了時に36Pあった差を詰めた。

 レース終盤のセーフティカーラン中にタイヤ交換を行わなかったことが響き、表彰台圏内から脱落してしまったライコネンは、ランキング2位のアロンソから13P差と若干離される形に。

 その後方では、ハミルトン、ウエーバー、ロズベルグが80P台にひしめき、虎視眈々と首位争いへの機会をうかがっている。

 コンストラクターズランキングでは、ロズベルグが優勝、ハミルトンも4位とチームとして大きくポイントを積み重ねたメルセデスがフェラーリを押しのけて2位に浮上した。ただ、首位のレッドブルはベッテルがリタイアを喫した一方でウエーバーが2位表彰台を獲得しており、2位以下に48Pの差をつけている。

 メルセデスに追い越されてしまったフェラーリだが、その差はわずか3P。マシンのペース不足に苦しんだイギリスGPでも、リザルトはアロンソが3位、マッサも7位と大きく取りこぼさずに終えており、今後はメルセデスと絡みつつ首位のレッドブルを追っていくことになりそうだ。

 一方、カナダGPでメルセデスにかわされ4位に後退していたロータスは、ロメイン・グロージャンがリタイア(19位完走扱い)となったため、今回もポイントはライコネンの持ち帰った10Pのみ。3位フェラーリとの差は44Pと、トップ集団からはやや置いて行かれる形となってしまった。

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