29日、静岡県裾野市から、東北地方太平洋沖地震の影響で被害を受けた福島県相馬市に向けて、スーパーGTで使用されているヨコハマタイヤのトランスポーターが救援物資を積み出発した。
23日には、静岡県御殿場市からレーシングプロジェクトバンドウ、ヨコハマタイヤの2台のトランスポーターに救援物資を積み込み相馬市に向かったが、今回も同様に裾野市から相馬市に向け、市民からの厚意で寄せられた白米や缶詰、カップ麺や紙おむつ、下着などを積載していくこととなった。
今回の裾野市からの支援物資は、29日午前9時から裾野市役所で積み込みがスタート。GTアソシエイションや富士スピードウェイのスタッフ、さらにトムス、チーム・インパル、チームルマンなど御殿場周辺に本拠を置くチームのスタッフが集結。オートスポーツ編集部員も微力ながら参加し、市役所前の倉庫いっぱいに置かれた支援物資をヨコハマタイヤのトランスポーターに積み込み始めた。
レースウイークの搬入・撤収時でも素晴らしい手際をみせるスーパーGTのチームスタッフは、裾野市役所の職員も驚くほどの速さで支援物資を積み込んでみせた。積み込みを終えた後は、裾野市の大橋俊二市長から積み込みを行ったスタッフに感謝の言葉が寄せられ、市民からの厚意である支援物資の目録がGTアソシエイションの坂東正明代表に手渡された。目録はそのまま支援物資とともに相馬市に届く予定だ。
