12月31日、今年も日本テレビ系列で放映された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』。この放映の中で、スーパーGTで活躍する脇阪寿一がレクサスLFAとともに出演した。すでにご覧になった方が多いと思うが、録画してまだ見ていない方はネタバレも含まれるのでご注意を。
ダウンタウンの松本人志さん、浜田雅功さん、ココリコの遠藤章造さん、田中直樹さん、月亭方正さんが出演し、「絶対に笑ってはいけない」シチュエーションの中でさまざまな笑いの刺客が登場。「アウト〜」のかけ声で大晦日にすっかりお馴染みとなっている『笑ってはいけないシリーズ』。
今年は『絶対に笑ってはいけない地球防衛軍24時』として抱腹絶倒の笑い、驚きの仕掛けが登場。地球防衛軍の“サーキットを兼ねた訓練施設”として富士スピードウェイが舞台となった。
その中で、数々のお仕置きが書かれた鬼から逃げる『捕まってはいけない地球防衛軍!!』というコーナーがあったが、ここで登場した俳優の溝端淳平さんが「ドライブ」と書かれた鬼に捕まってしまう。溝端さんが連れて行かれたメインストレートに颯爽とやってきたのは、漆黒のレクサスLFAだ。
助手席に押し込まれた溝端さんを乗せ、猛然とスタートしていったLFAをドライブしていたのは、スーパーGTファンならお馴染み、「3度のスーパーGTチャンピオン」と紹介された脇阪寿一だ。この番組では、笑いの仕掛け人は無表情を貫くのが鉄則だが、それに漏れず寿一は無表情のままストレートで300km/hを越え、溝端さんを恐怖に陥れた。
溝端さんのドライブ後、ふだんから寿一と親交がある浜田さんが「誰が運転してんねん!」と運転席をのぞきこみ、「脇阪寿一やないか!」とツッコみを入れるシーンも。こういったコミュニケーションがあるのも、テレビ出演が多い寿一ならではだろう。ココリコ田中さんから「いくらくらいするクルマだろう?」と聞かれ、寿一が「4000万円です」と無表情で答えると、スタジオからは感嘆の声も。
その後、今度は方正さんを乗せ1周。カーボンブレーキを真っ赤に光らせストレートでブレーキングすると、メインストレートでスピンターン。方正さんに「普通の運転して!」と絶叫させた。
番組では富士に行ったことがある人ならお馴染みの光景が舞台となっていた。ちなみに、この訓練施設内の“控室”となったのは、ふだんメディアセンターの隣にあるラウンジだ。放送中にスーパーGTの走行シーンが流れるなど、モータースポーツファンにとっては嬉しい内容となった。