2016年のスーパーGT300クラスにGOODSMILE RACING & Team UKYOから参戦する谷口信輝は、今季ドライブする新車メルセデスベンツAMG GT3の印象について語った。
谷口の所属するGOODSMILE RACING & Team UKYOは、昨年末に今季の体制発表をすでに行っており、2016年から世界中でデリバリーされる新GT3カー、メルセデスベンツAMG GT3を今季のGT300クラスに投入することを発表。そのシェイクダウンを2月19日に筑波サーキットで行われる『初音ミクGTプロジェクト ファン感謝祭』で実施することも明らかにしている。
12日、大阪オートメッセのトークショーに登場した谷口は、1月中に届くはずだった新しいメルセデスが今週初めにようやくチームに届いたことを報告。
「今、あのカッコいいメルセデスがすごく可愛くなっています」と、さっそくの谷口節でファンに語りかけると、先日、岡山国際サーキットでシェイクダウンされたGAINERのメルセデスAMG GT3を走らせた平中克幸のフィーリングを紹介した。
「彼の中ではもっといってくれる感じだったみたい。だから、SLS(AMG GT3)と変わらないみたいなニュアンスだったけどね(笑)」
「それは俺にとってもあまりいいニュースとは言えないけど、まあ、なんとかしますよ!」と、ファンの不安を煽りながらも自信の表情をみせた。
「まずは乗ってみないと分からない。特別に速くあってほしいとは思わないけど、まずは遅くないことを期待したいね」
「去年は正直、GT-Rとプリウスが速すぎたけど、今年は最初の足並みが揃ってて、どのチームが勝ってもおかしくない、というところから始まればいいと思っている」
「まあ、19日はリストリクターが小さいから遅いと思うけど、とりあえずBoP(性能調整)でチームの足並みが揃うようになればいいかな」