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TSUKUBA DRIFT 1
2015 年D1 グランプリシリーズ第3戦
「2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 TSUKUBA」
記念すべき通算100戦目は、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が、追走優勝!今シリーズ2勝目
古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が、単走優勝!
株式会社サンプロス(代表取締役社長:鈴木賢志、所在地:東京都新宿区)は、ドリフト競技の最高峰、2015年D1グランプリシリーズ(全6戦)の「2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦(英語標記:2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 TSUKUBA)」を6月27日(土)、28日(日)、筑波サーキット・コース2000(茨城県下妻市村岡乙15)にて開催いたしました。
公式入場者数:7,256名(3日間合計)
※6月26日(金)練習日入場者数を含む
今年で15周年を迎え、通算100戦目となった記念すべき2015年グランツーリスモD1グランプリシリーズ第3戦は、古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が単走優勝し、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)が総合優勝という結果で、幕を閉じました。
この結果で総合シリーズランキングは今期2勝目をあげた川畑真人が、2位以下に35ポイント差をつける独走状態で首位に立ち、同2位に高橋邦明(GOODYEAR Racing with TOPTUL)が浮上。3位には末永直登(YUKE'S Team ORANGE)が高橋に1ポイント差という状況でつけております。
<競技レポート>
競技は、通常とは逆走行となるアジアコーナーを抜け、第1ヘアピンへ向かうコースレイアウトでおこなない、ダンロップアーチ下での振り返し、さらに第1ヘアピン手前での振り返しが高得点獲得のカギとなりました。
27日(土)におこなわれた単走決勝は、午前中の雨は本番まえにあがり、単走予選は路面が乾きかけた状況でスタート。単走決勝時にはドライ路面となり、車速は上がり、よりするどい振り返しが求められ、100点オーバーを決める選手が続出するなかで、古口美範(Team 広島トヨタ with DRoo-P)が車速を伸ばしてくるような飛び込みから鋭い振り返し、アクセル全開度の高いドリフトで100.78点をマークして首位に立ち、そのまま優勝。古口美範は、チーム移籍3戦目にして単走優勝を果たした。
28日(日)におこなわれた追走決勝は、ベスト4に勝ち上がった、高橋邦明(GOODYEAR Racing withTOPTUL)、末永正雄(Team RE 雨宮 GruppeM)、川畑真人(Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING)、唄和也(GOODYEAR Racing with ORIGIN Labo.)の戦いとなりました。決勝は、高橋邦明vs川畑真人。1本目は高橋邦明が先行。昨年の王者である高橋邦明に対して、川畑真人も近い距離で合わせるが、インに入りきるところまではいかず、アドバンテージは0.5 にとどまった。2 本目は川畑真人が先行。高橋邦明はノーミスで川畑真人についていくものの、1本目の川畑真人の追走よりは距離があいていてアドバンテージをとるにはいたらない。これによって川畑真人の優勝が決まった。
なお、3位決定戦は末永正雄vs唄和也。1本目は後追いの唄和也がダンロップコーナーの先でわずかにはみ出してしまう。2本目は末永正雄が飛び込みのあとにアウトに流されたものの、唄和也がヘアピンでスピンしため、末永正雄の勝ちとなった。
<単走優勝者コメント>
古口美範 Team 広島トヨタ with DRoo-P [ZN6]
単走ファイナルは、まずウォーミングアップで飛び出ちゃったりするとよくないので、ウォーミングアップはそこそこで走って、無線で監督に『どうですか?』って聞いたら、『ちょっと小っちゃいなぁ』っていうから、『もっと“どんぶらこ”(※横に流しぎみの大振りラインのこと)やっていいですか?』っていったら、『それもダメだ』。だけど『思いっきり来い』っていうから、角度と車速を両立するように頑張ろうと思って。で、いちおう100点は狙ってたんですよ。最低でも8位以内には入りたかったので。最低限100点とらないとそこには残らないと思ったのですよ。ヌルい走りしたら絶対入らないと思ったので気合い入れて走ったんですけど、1位は特に狙ってなかったんで。だから意外と『アレ?』みたいな感じでした。
<追走優勝者コメント>
川畑真人 Team TOYO TIRES DRIFT TRUST RACING [R35]
今回は、ウエットだったり、ちょっとわかりにくい部分はあったのですけど、基本的にはすごく相性のいいコースだなっていうのはあったので、自分的には感触はよかったですね。決勝の後追いはストレートから振り出しまではついていったのですけど、振り出しのきっかけで失敗をして、ちょっと距離があいてしまったのですけど、そのあとは無理をせず、とりあえず確実な走りをしたっていうところだったと思うのですけれど、自分的にはサドンデスしてもう1回攻めた走りを見せたかったな、とは思います。ポイントもだいぶリードが広がったみたいですが、まぁ、わざと負ける必要もないので、勝てるときに勝ちたいっていう気持ちで走っているので、それが結果に残っただけなので、まぁ次も油断せずに、勝っていきたいと思います。
【開催概要】
●名 称:2015 GRAN TURISMO D1 GRAND PRIX SERIES Rd.3 TSUKUBA
●会 場:筑波サーキット・コース2000(茨城県下妻市村岡乙15)
●日 時:6月27日(土)「練習走行」「単走予選」「単走決勝」
6月28日(日)「練習走行」「追走予選」「追走決勝トーナメント」
●主 催:株式会社サンプロス、一般財団法人日本オートスポーツセンター(JASC)筑波サーキット
●メディアパートナー:株式会社三栄書房
●協 力:株式会社カービュー、株式会社ドワンゴ
●URL:D1 グランプリオフィシャルウェブサイト http://www.d1gp.co.jp