更新日: 2018.02.16 15:17
道上「あと1周あればポールを取れていたかも」
EPSON NAKAJIMA RACING
SUPER GT Round 1 OKAYAMA GT 300km RACE
予選速報
4月6日(土) 岡山国際サーキット 天気:雨
◇待ちに待ったSUPER GT シリーズの幕開けとなる岡山ラウンド。今シーズンのEpsonNakajima Racing は、ドライバーにGT300 クラスからのステップアップを果たした中嶋大祐を起用し、ベテラン道上 龍とのコンビが注目される。昨年後半戦の上昇気流を継続し、オフシーズンのテストを重ねて迎えた初戦で、どこまで上位に食い込んでいけるか今シーズンを占う意味でも大事な一戦となる。
土曜日。予報通り徐々に雲が立ち込めていき、練習走行開始後すぐに本格的な雨が落ち出す。
14時に予定通りGT300クラスの予選が開始されるが、雨に足を救われる格好でクラッシュ車両が続出。遅れに遅れながらの進行で、さらに雨足が強くなり、GT500クラスの開始時刻が遅れることに。Epson Nakajima Racing のQ1を担当するのは道上 龍。やっと開始された500クラスの時間帯も、2度も赤旗が提示される波乱の展開に。雨量が変化する難しいレインコンディションの中、終始上位をキープしながら予選を進める道上龍であったが、ライバルたちもタイムを更新し一時は9位に。しかし最後のアタックで2 番手タイムを記録。見事にQ2 へ駒を進める。
そのQ2を担当するのは今シーズンGT500クラスデビューの中嶋 大祐だったが、Q2が開始する頃には、一旦は弱まった雨がまたもや強くなり、審査委員会の審議により予選はここで終了すると決定され、Q1の結果が明日のグリッドとなることになった。
従って、明日の決勝レースは2番手とフロントローの好ポジションからのスタートで期待に胸が膨らむ結果となった。
◇コメント
チームディレクター:立住 正幸
「荒れた予選で降水量がタイヤにマッチして、いいポジションで予選を終えることができました。明日はいい結果が望めそうです」
道上 龍
「雨量が増えたり減ったり難しいコンディションで赤旗がたくさん出るQ1でしたが、うまくタイヤチョイスがはまりました。タイヤのあたたまりの影響で、あと1周あればポールを取れていたかもしれませんが、やるべきことはきっちりこなせて2 位でよかったです。残念ながらQ2は天候悪化のため行われませんでしたが、その判断は間違っていないと思う状況でした。明日も天気が雨の予報なので、得意のウェットレースで優勝目指して頑張りたいと思います」
中嶋 大祐
「自分が担当する予定だったQ2 がキャンセルとなってしまったため、個人的には少し不完全燃焼ではありますが、Q1 でアタックを担当した道上さんの頑張りで2 位という素晴らしい予選結果を獲得できたことに感謝しています。冬の間、開発を一生懸命頑張ってくれたスタッフのためにも、明日は力をすべて出し切って良い結果を残せるようにしたいと思っています」
※明日の決勝レースは、14 時00 分より82 周回で行われます。