3月1日~2日に鈴鹿サーキットで行われたモータースポーツファン感謝デーが閉幕し、2日間で合計3万8000人のファンが訪れた。
例年この時期に開催され、モータースポーツシーズンの幕開けとして親しまれている鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デー。鈴鹿サーキットの発表によると、今年は両日ともそれぞれ1万9000人が訪れ、2日間合計で3万8000人のファンが来場したということだ。
2日間のイベントでは、スーパーGT500クラスの新型車両が走行を披露したほか、スーパーフォーミュラも新型車両のシェイクダウンや公開テストを実施。スーパー耐久も公開テストや、デモレースを披露している。
また、D1マシン3台によるエキジビションや、ホンダにF1初勝利をもたらしたRA272のデモラン、星野一義vs中嶋悟のSF13による対決なども行われ、大いに盛り上がりを見せた。
走行以外にも、新旧GT500や、マクラーレン・ホンダのマシンの展示、SF13の解体ショーなども行われたほか、サーキットの各所でドライバーやライダーらのトークショーなども実施。ピット・グリッドウォークにも多くのファンが詰めかけた。
2日間の最後には、2輪/4輪を問わず今年のファン感謝デーで走行したマシンが集結してのパレードランも開催。ドライバーやライダーは、パッシングやウイリーなどでファンの声援に応えながらフルコースを周回し、グリッド上に集合した。そして、最後を飾る形で山本尚貴の駆るRA272がグリッドに加わると、マシンを降りたドライバーやライダー、チームスタッフらがグランドスタンドに向き直ってファンに挨拶。大きな拍手のなか、2日間のファン感謝デーは幕を閉じた。
