3月2日〜3日に鈴鹿サーキットで開催される『2013モータースポーツファン感謝デー』で、昨年も開催され大好評だった星野一義vs中嶋悟の競演が再び実現することとなった。
例年、モータースポーツシーズンの幕開けを告げる鈴鹿サーキットのモータースポーツファン感謝デー。昨年のイベントでは、星野がウイリアムズFW11・ホンダを、中嶋が自身2年目のF1参戦時にドライブしていたロータス100T・ホンダをドライブ。国内レースファン“夢の対決”が実現した。
2012年のモータースポーツファン感謝デーでは、2日間の日程の1日目では星野がエンジンに不調をきたし、中嶋が勝利。2日目は雨となり“再戦”は実現せず。さらに、4月のフォーミュラ・ニッポン第1戦で再び対決したが、スタート直前に再び星野にトラブル発生。9月の鈴鹿50周年アニバーサリーデーで、三度対決の時を迎えた。
この時には、星野と中嶋が抜きつ抜かれつのバトルを展開し、目視ではどちらが先か分からないほどの僅差でゴール。往年のライバル同士が笑顔で握手を交わし、ファンの大歓声に包まれていたが、その対決が今年もモータースポーツファン感謝デーで見られることとなった。
今回の『2013モータースポーツファン感謝デー』ではさらに、中嶋の愛機だったロータス101、“アンヘドラルウイング”の元祖・ティレル019の走行が実現。フェラーリF2003など、ファン感謝デー最大規模のF1マシン走行が実現する。また、20台以上の60年代の葉巻型フォーミュラカーのデモランや、ニッサン・シルビアターボC、マツダ767B、ニッサンR90CKといった往年のグループCカーも走行予定。見逃せないイベントになりそうだ。