1日、鈴鹿サーキットでモータースポーツファン感謝デーが開催され、多くのファンで賑わいを見せた。鈴鹿サーキットによると、初日の来場者は1万9000人となっている。
例年、モータースポーツシーズンの幕開けとしてこの時期に開催されている鈴鹿のモータースポーツファン感謝デー。鈴鹿で開催される様々なシリーズの雰囲気を一足先に体感でき、毎年多くのファンが集まっている。
今年は、スーパーGT500クラスやスーパーフォーミュラの新型車両もデモランなどを披露したほか、星野一義vs中嶋悟の第5ラウンドも開催。こちらは初日は星野が勝利を飾った。また、山本尚貴によるRA272のデモランや、マクラーレン・ホンダのマシンの展示、新旧スーパーGT500マシンの展示なども行われている。
公開テストなども行われ、スーパーフォーミュラではジェームス・ロシター(KONDO RACING)、スーパー耐久では81号車GTNET ADVAN NISSAN GT-Rがトップタイムをマークしている。
また、D1マシン3台によるエキジビション『UTLIMATE3』や、N-ONE OWNER'S CUPのエキジビションレースも開催。このレースでは、高橋国光監督をはじめ、道上龍、武藤英紀、塚越広大、中山友貴、そして野尻智紀の6人がO-ONEのレース車両に乗り込んでレースを展開した。
初日の最後には、8耐マシン、3台の新GT500車両、そしてスーパー耐久のマシンがそれぞれトワイライトデモレースを実施。デモレースに参加した全車揃ってのパレード走行が最後に行われると、夜空には花火が打ち上がり、モータースポーツファン感謝デーの初日は幕を閉じた。
ファン感謝デーの2日目は、スーパーフォーミュラの公開テストやパレードランなどが行われるほか、スーパー耐久のデモレースやMotoGPのデモレースなども行われる予定。また、初日に実施された各陣営の新GT500マシンの走行やRA272のデモラン、そして星野一義vs中嶋悟なども行われることとなっている。