フォーミュラワンは、スイスの大手金融グループ、UBSと契約を結んだことを23日に発表した。
この契約により、UBSはF1のグローバルパートナーになる。パートナーシップは9月24~26日に開催されるシンガポールGPで正式にスタートする。
UBSグループのチーフエグゼクティブ、オズワルド・グリューベルは、クレディ・スイスの元CEOで、ザウバーおよびBMWとのパートナーシップに尽力した人物。
クレディ・スイス、INGなど、近年、F1のスポンサーから銀行が姿を消しつつある中、今回のパートナーシップは非常に重要なものだと、ウイリアムズのチェアマン、アダム・パーは述べている。
「スポンサーシップの規模にかかわりなく、これは非常に重要な発表だ」とパーはロイターに対してコメントしている。
「大手銀行がF1をグローバルマーケティングの重要なプラットホームとして考えているという事実は非常に大事なことである」
ウイリアムズは今季末でスポンサーのRBSを失う見込みとなっている。