スーパーGT第7戦オートポリスの予選で、GT300クラスのポールポジションを獲得したシンティアム・アップル・ロータスの高橋一穂と加藤寛規が、予選の戦いと決勝への展望を語った。

●シンティアム・アップル・ロータス:GT300クラスポールポジション
高橋一穂
「なんとかQ1を突破することができて本当にホッとしています。(10月上旬にAPで行われたタイヤメーカー)テストでクラッシュし、2週間ちょっとしかない状況でメカニックにも迷惑をかけましたが、不眠不休で直してくれてありがたかったですね。鈴鹿でもポールポジションを獲得しましたが、その時は濱口(弘/第3ドライバー)選手がQ1を走りました。今回は自分でQ1を走りましたが、なんとか通ることができて本当によかったです」

「オートポリスは2006年の紫電のデビューイヤーに初優勝を果たしたコースです。今のロータスも紫電に似たような部分があって、直線は遅いけれどコーナーは速いという特性なので、あの時の夢をもう一度という気持ちですね。加藤選手がスタートを担当して、1分くらいの差をつけて戻ってきてくれる予定なので、楽にいけるのではないでしょうか(笑)」

加藤寛規
「(走行時間が)少ないながらも、実はテストがはかなり効いていたのかなと感じています。前回のテストでは不具合もあったのですが、セットアップも含めて時間がない中で持ち込みからかなりいい状態で走ることができました。さらに今回は、高橋さんが自分から『俺がQ1へ行く』と決めたんです。そうしたら、不安があっても誰も何も言えませんよ(笑)」

「Q1はピットロードで見ていただけなのですが、まさか3番手で帰ってくるとは思わなかったので、僕もそれで奮起しました。ブリヂストン勢が上位に来るだろうと思っていたのですが、なんとか最後は1000分の1秒差で防ぎきることができました。これは、テストに参加した結果だと思っています。スタッフとうれしさを分かち合いながら、明日の決勝を迎えたいですね」

「予選は正直、気温が予想以上に高かったのですが、明日の天気予報はもう少し涼しくなるかなというものなので、その方が僕らとしては楽になりますね。1コーナーまでなんとかトップで逃げ切れればと思っていますが、1分の差をつけるのは無理ですよ(笑)。とは言え、与えられたチャンスの中で気合を入れていきたいですね。作戦は特に考えていません」

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