ザウバーチーム代表のペーター・ザウバーは、モナコGPで5位入賞を果たした小林可夢偉とチームの活躍を手放しで喜んでいる。
「可夢偉が再び素晴らしいレースをみせてくれたよ」とチームを率いるザウバーは語っている。彼はレース後、可夢偉を笑顔で迎え、健闘を讃えた。
「彼は非常にうまくタイヤをマネジメントしていたし、加えてマシンも力強かった。このリザルトは、彼の長い時間の当然の成果といえるだろう」
「可夢偉を賞賛したい。そして、マシンを完璧に仕上げてくれたチームにも大きな感謝を贈りたい。モントリオールでは、レギュラードライバーのペアでスタートできることを願っているよ」とコメントした。
可夢偉は、モナコ初挑戦の昨年をギヤボックストラブルでリタイアしており、今回がモナコ初入賞。加えて5位はモナコでの日本人歴代最高位を更新する結果となった。
また、ザウバーにとっても、BMW時代の2006年以降(〜09年)を除けば、2004年以来となるモナコでのポイント獲得で、当時はフェリペ・マッサが5位に入っている。