2014年F1は19戦開催にとどまり、最終戦はアブダビGPになるのではないかと予想されている。
FIAが9月に発表した来季F1カレンダーには22戦が含まれていた。しかし、そのうちニュージャージーとメキシコは来季開催への準備を間に合わせるのが難しく、カレンダーの最終バージョンから脱落する見込みであるとの推測がすでになされていた。
さらに情報筋によると、エクレストンはチーム側に韓国GPが来年開催されないとの連絡をしたということだ。これにより、結局来季F1カレンダーは19戦で構成されることになりそうだ。
開催数減少に伴い、シーズン終盤を中心に他のグランプリの日程を変更すると、エクレストンは述べている。
新たな案では、最終戦がブラジルGPではなくアブダビGPになるものとみられる。これによりシーズン終了後、チームはアブダビに残ってテストを行うことが可能になる。
また、一部チームから、コスト面を考え、マレーシアGPを当初の予定より1週間繰り上げ、開幕戦オーストラリアと2週連続開催にしてほしいとの要望が出ていたが、エクレストンはこれを受け入れなかったようだ。
なお、英AUTOSPORTが予想する来季カレンダーによると、日本GPとロシアGPの日程が入れ替わり、日本での開催は10月5日となっている。
2014年の正式なカレンダーは、12月6日にFIA世界モータースポーツ評議会会合において最終決定される。